第7回 母乳をたっぷり出すために
H.Pをご覧のみなさん、猛暑の日々が続いておりますがいかがお過ごしでしょうか?熱中症で毎日多くのかたが救急車で運ばれるニュースもいささか耳に慣れてしまい、ある意味怖さを感じます。
赤ちゃんをお持ちのママは、外出する時間や持ち物にも気を使いますね。朝から30度を軽く越えると、朝起きる頃は外はもう日照りですよね。ちょっとした小一時間の外出でも麦茶などの水分は必要でしょう。果汁はかえって濃度が濃いため適しません。赤ちゃんの80%は水分なので与えすぎという事はありませんので、ちょこちょこ水分補給をして点滴のお世話にならないようにしましょう。
先日B.M(ベビーマッサージ)の仕事先で、赤ちゃんのベビーカーにちょっとした工夫がしてありましたので、皆さんにご紹介しますね。
画像にもありますが、ベビーカーのシートにゴザが敷いてあったのです。普通クッションやウレタンのシートですが、汗をかいた時でもさらっとしていて使いやすいとの事でした。東京都品川区の戸越銀座という畳屋さんで作っているようですが、A、B型とも\1,000だそうです。ベルトの部分も穴があいてあて周囲もい草がほつれないように補強してあります。「さすが職人さん!!」と驚嘆の声を出してしまいました。日本ならではの風情ですね。ベビーカーは意外と長く使うものです。ちなみに「ひさごや」さんのH.Pです。
http://hisagoya.togoshiginza.net/ です。チャイルドシートのゴザ版も\1,500であります。とても嬉しい出来事でした。
最近、我が家でブームなのが「谷中生姜」の茎を折って冷蔵庫やチルド室の臭い消しに使っていることです。よく行く八百屋さんのおじさんに聞いたのですが、茎ってほとんど捨ててしまいますよね。これを2~3つ折りにすると生姜のツーンとした香りが漂ってきます。「これを冷蔵庫に入れると市販の消臭剤は必要ないんだよ!」と目からうろこでした。まあ1週間程でしなびてくるので半永久的ではないのですが、これも生活の知恵なんでしょう。
スーパーでの買い物はこういう事は教えてはもらえませんよね。今、こういう事を教えてくれる人って貴重な存在ですね。子育てにもそれがいえるかもしれませんね。ちょっとしたヒントやアドバイスがどんなにか役にたち、なごませてくれるものか再認識したひとときでした。
さて、本題に入ります。夏に入ると身体の水分が汗や不感蒸泄で出て行ってしまうので母乳の分泌がこの時期落ちるママがいるようです。
夏はクーラーの効いた部屋で、暖かい水分を取ることが少ないのがかえっていけないようです。お隣の国、韓国などでは産後、夏でも「オンドル」と言ってサウナのような所にはいり身体を芯から暖めるそうです。むしろを頭の上からかぶり、床暖房をつけ過ごすそうです。日本ではここまで出来ませんがせめて裸足にならず、厚手のソックスを履きましょう。内くるぶしから指3本目に三陰交というツボがあるのですが、ここを冷やすと母乳の出が悪くなります。ルーズソックスも女子高生の特権にしないで、是非産後のママたちにも履いて欲しいと思います。以下は母乳をたっぷり出すためのポイントを箇条書きにまとめてみました。
- まず、赤ちゃんが泣いたら吸わせる習慣をつけましょう。3時間空けなくても泣いた時が吸わせどきです。
吸わせる回数に分泌の量は正比例します。また、十分泣かせる事も大事です。軽く泣いただけだと、片方で寝てしまう事があります。泣く事も赤ちゃんにとっては運動の1つなのです。5分ぐらいは平気でしょう。 -
水分を十分にとりましょう。3度の食事には暖かい汁物をつけ、汁気の多い食事をこころがけましょう。
ロールキャベツ、シチュー、鍋物、具だくさんのうどん、スープ、など身体を暖める献立がよいでしょう。
分泌が少ないときなど、疲れているときは甘酒やお汁粉、お餅、お団子、など和菓子をたべると復活します。
洋菓子(ケーキ、アイスクリームなど)乳脂肪が多いものは、うつ乳の原因になるので控えめにしましょう。
- ママの休養はとれていますか? 赤ちゃんが寝たら、ママも一緒に横になる習慣をつけましょう。
睡眠をとると、プロラクチンというホルモンがでて母乳分泌をよくします。 赤ちゃんがお昼寝をしたら、ママも一緒にお昼寝ができるといいですね。
- 吸わせる前におっぱいの基底部をよく動かし、SMCのマッサージをしましょう。基底部がよくはがれていると、血液の循環もよくなり母乳の分泌も促進されます。また、キャリアオイルなどにフェンネルのアロマオイルをまぜて円を描くようにマッサージするのも、効果があります。

- あとは、気持ちをゆったり、のんびりすることが大事です。ママがイライラすると赤ちゃんにイライラが移ってしまいます。授乳のリズムが整うには3~4ヶ月かかります。あせらず、のんびりいきましょう。
夏場、授乳中のママたちは赤ちゃんを30分位抱っこしているとお互い汗をかいて、特に赤ちゃんの首の後ろに汗疹が出来やすくなります。
一枚「汗取りガーゼ」を背中に入れ授乳後にす~っと取るか、正方形のハンドタオルを縫ったものをママの腕カバーをして授乳をするとだいぶ汗を吸い取って違うようです。是非、お試しくださいね。では、皆さん8月も元気に過ごしましょう!!
◆プロフィール
東京都調布市在住、助産師大学病院、未熟児センター勤務の後、結婚を機にフリーとなる。現在近隣の市区町村で、母親学級、育児相談、新生児訪問を行う。「ベビーマッサージ教室、カモマイル」、マタニティー専門トリートメントルーム「Queen Mammy」を主宰、アロマテラピーを用いた産前、産後のケアの他、最近はサロン、スパ施設などのマタニティーメニュー導入、立ち上げにも力をいれる。また、三鷹市のスポーツクラブ(レアレア、セサミスポーツクラブ、ティップネス国領店)でマタニティスイミング、アクアビクスのインストラクターも兼任する。
浅井貴子さんホームページ:http://www.mid-wife.info/












