第12回 卒乳と断乳
参考までにドライアイとパソコンによるVDT症候群(テクノストレス眼症)について記載しておきます。
*ドライアイ(乾き目症候群)* 涙の分泌量が減少し、目の表面が乾燥するために目に様々な不快症状が起こること。 目が疲れる、充血、痛み、ゴロゴロした異物感でまばたきをする回数が減り、ドライアイになる人が増えています。 |
(症状)
目が疲れる、充血、痛み、ゴロゴロした異物感 (特徴) 冷暖房を使用した乾燥している部屋にいる時に症状が悪化する。 (予防) 加湿を十分にしたり、点眼薬をこまめにさす。 パソコンを仕事にする人は1h毎に休憩をいれる。 |
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*VDT症候群(テクノストレス眼証)*
コンピューター端末装置「Visual Display Terminal」を使用して週20時間以上業務を行う際に目、頚、肩、腕および精神機能、自律神経系などに異常を来たす疾患をテクノストレス眼症とする。 (日本眼科医会 VDT研究班 1991より)
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さて本題の「卒乳と断乳」です。
この2つはどう違うかと言いますと、卒乳は赤ちゃん自身の意志でおっぱいと「さよなら」する方法で、断乳はママの都合や意志で「さよなら」する方法です。
「さよなら」する事には同じなのですが、子育ての中で個人差が激しいものの一つです。
私は基本的におっぱいを飲みすぎて離乳食を食べない、夜泣きが激しいなどの場合を除いて卒乳を勧めています。
1才前に断乳すると楽とかこの頃になると他のママがどうやっているかなど非常に気になります。
でも赤ちゃんにも個人差が激しいのでママも赤ちゃんも負担がないように、後ろ髪引かれながら進めるのにはあまりよくありません。
では、まず手順です。
10ヶ月~1才に向けて牛乳をストローやコップを使って飲めるようにして、離乳食後のおっぱいをやめていきます。
朝食やおやつなどの時100mlぐらいから飲めるようにします。
フォローアップミルクなどを飲んでいる時はいきなり変えずに少しずつ牛乳を混ぜて、お腹の調子、便の具合をみながら牛乳の比率を増やしていきます。
まだこの時期はお昼寝や夜寝る前、ぐずって欲しがった時のおっぱいはあげていて構いません。
日中は外遊びをよくさせて疲れるようにすると午後のお昼寝もおっぱいなしで寝るようになります。徐々に入浴後の水分補給も牛乳にしていきます。
寝る前には歯磨きをして最後に麦茶などを飲ませることは忘れずにしましょう。
あやしたり、お布団の中でゴロゴロさせると疲れて寝ます。
どうしても牛乳を飲んでもおっぱいを欲しがる時は拒絶しないで、「おっぱい吸いたいのね」と優しく話して与えても構いません。
赤ちゃんが風邪をひいている時や体調が悪い時は往々にしてこの様な事があります。
精神的な栄養が欲しい時もあるのです。
日中、吸わせなくなるとママのおっぱいも張らなくなりますが、痛い時や熱感がある時は軽く搾乳(圧抜き)をして脇のリンパの部分を冷やしたり(小さいアイスノンや熱さまシートなど)すると楽になります。
搾り過ぎてしまうとまたプロラクチンが分泌されておっぱいが作られてしまうので注意しましょう。
日中おっぱいに見向きをしなくなっても、夜中に寝ぼけて吸いたがったり、ぐずった時はあげてもかまいません。
でも何らかの理由(薬の内服や第2子の妊娠など)の時はパパに協力してもらってあやしたり、おんぶしたり、ママが実家に帰省するとか、して乗り切ります。
夜中にバナナを食べさせたりして、乗り切る人もいます。
おっぱいにマジックで子供の好きなキャラクターの絵を書いて赤ちゃんが吸ったらママがオーバーに「いた~い!」と泣きまねをしても効果がある人もいます。
でも、これだけはその子、その子で違うので、必ずしも他の人がやったのが成功するとは限りません。それが断乳の難しい所でもあるのです。
- 自然に夜のおっぱいもなくなってくると、分泌も減ってきますが、それでも分泌がある人は最初は1日1回お風呂上りに搾乳して、それを2~3日おきに徐々に延ばしていきます。
最終的には1週間おきぐらいになると分泌が減ってきますが、搾乳の時に乳頭やおっぱいの基底部を刺激しないように両手搾りでゆっくりと搾ります。
民間の母乳相談室や病院、保健センターなどで断乳のマッサージをしてくれる所もありますが、自己管理でも出来ます。
助産婦によってはちゃんとやらないと、乳粕(ちちかす)が溜まってしこりになるとか、次の子の時に乳腺炎になりやすいと言う人もいますが、必ずしもその限りではありません。
最後に、、、
私も長男は離乳食が3回食になり9ヶ月近くになった時彼から「おっぱい、いらない!」と自分から卒業したかと思えば、次男は2歳近くまで飲んでいました。
同じ子供でもこうも違うんだなあと思った程です。
赤ちゃんの大事な下準備は
- ストローやコップが使える
- 離乳食が3回食べられる
- 外遊び中心の生活のリズムが出来ている
この3点です。
これが意外に重要です。
なお6ヶ月ぐらいでやむをえず断乳する場合、ママは
- マッサージを止め、乳房を冷やして血液循環を悪くする
- あまり搾らないで、適度のうつ乳状態を作る
- 赤ちゃんに吸わせない
また分泌過多の人や高プロラクチン血症などの人は病院でパーロデルというおっぱいを止める薬もありますので、それを処方してもらうとだいぶ楽になります。
このテーマは奥が深く、なかなかマニュアルの様なものはないのですが自分なりにまとめてみました。母乳保育を続けたママもねぎらいの言葉をかけてあげ、そして初乳から吸わせていたおっぱいにもきちんと愛着を持って「**お疲れ様**」といたわってあげましょう。
そしてこの経験に対して自信を持ち、これからの日々の生活の中で別のスキンシップを作って子供と接していければいいですね。
◆プロフィール
東京都調布市在住、助産師大学病院、未熟児センター勤務の後、結婚を機にフリーとなる。現在近隣の市区町村で、母親学級、育児相談、新生児訪問を行う。「ベビーマッサージ教室、カモマイル」、マタニティー専門トリートメントルーム「Queen Mammy」を主宰、アロマテラピーを用いた産前、産後のケアの他、最近はサロン、スパ施設などのマタニティーメニュー導入、立ち上げにも力をいれる。また、三鷹市のスポーツクラブ(レアレア、セサミスポーツクラブ、ティップネス国領店)でマタニティスイミング、アクアビクスのインストラクターも兼任する。
浅井貴子さんホームページ:http://www.mid-wife.info/













