香りで迎える2012 12/26~1/24
HERBAL MAGAZINE マガジン

第15回 ゆさぶられっこ症候群について

新しい年もはや1ヶ月、、やっといつものペースが戻ってきました。友人の小児科のDrに伺ったところ、1月25日現在まだインフルエンザの流行はないけれど年末、年始からロタウイルスによる乳児下痢症や一般的な風邪が多く、休日当番医はとても忙しかったようです。また、ただの風邪というより、膀胱炎を併発していたり、扁桃腺に膿がついていたりと抵抗力が弱まって起こる風邪が多かった様です。

私も鼻の通りが悪かった時などは出先でユーカリのオイルをティッシュに垂らしてすっきりした気持ちになって気分転換を図りました。
重症の蓄膿症や花粉症がひどいと薬の副作用などでボ~っとしてきますね。その時はローズマリー4滴とグレープフルーツ3滴で芳香浴(アロマポットなど)をすると幾分シャキッとします。花粉症はかかってからよりも今の時期から予防対策をとり殺菌効果のあるティートリーなどでうがいをする習慣をつけるとよいですね。特にスギ花粉の人はすぐやりましょう。

今月はゆすぶられっこ症候群についてお話してみたいと思います。
たまに健診の待合室などでパパさんやちょっとイライラしたママさんがあやすつもりだとは思うのですが、結構赤ちゃんがガタガタするほど膝の上に赤ちゃんを立て抱きにしてゆすっている光景を目にします。
また電動のスイング式のローチェアーで強、中、弱と3段階ぐらい振動があるのですが、強だとかなり強いのではないかと心配になります。(結構前後に赤ちゃんがゆられベルトをしないと下にずり落ちる位で15分位のタイマーがあるのですが、、)
1997年の小児科学会でこの「ゆさぶられっこ症候群」が報告されたのですが、特に頭蓋骨から骨盤にかけて不安定な生後6ヶ月以下の赤ちゃんに多いとされています。
首が座っても赤ちゃんは3~4等身のためちょっとした振動で前後、左右に大きく揺れてしまいます。チャイルドシートのC.Mでもご存知の方も多いと思います。頭を激しく揺さぶれらると脳はあたかも温泉たまご状態なので、ゆがみが生じてしまいます。その結果脳と頭蓋骨のあいだの血管が切れ(硬膜下血腫)、や脳浮腫と言ってむくみが生じたり、神経が障害を受けてしまう事が稀にあります。その結果手、足の麻痺や知的障害などが起きたりします。

*こんな症状がでたら危険!* 1.ミルクを飲まない  2.笑わない  3.けいれん  4.長時間眠り続ける
  心当たりがあってこの様な症状が出たら、脳外科医がいる救急病院に搬送しC.TもしくはMRIの検査をうけたほうがよいでしょう。

普通にあやす位はもちろん大丈夫です。
重要なのは頭が前後にガクガク揺れるほど強く揺すったり、赤ちゃんを空中でキャッチボールしたり20分も30分も揺さぶり続けるという事です。首をしっかり支えて、「高い、高い」をする分にはまったく問題ありません。
赤ちゃんが泣き止まないから強く揺すったからと言って泣き止むものでもないのです。かえって火がついた様に泣きわめくでしょう。
両親がイライラしないことも大切ですね。でも子育てってイライラしたり、心配の連続ですよね。思い通りにならないのが子育てで、大人のはからいの逆をいくのが子供なんでしょうね。
私も男の子2人育ててみて、思い通りになったのは2割ぐらいかな~とやっとそう思える自分がいます。是非大切なかわいい赤ちゃんを「ゆさぶられっこ症候群」にしないようゆっくり、優しく、イライラしないように上手にスキンシップをとっていきましょう。

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◆プロフィール

東京都調布市在住、助産師大学病院、未熟児センター勤務の後、結婚を機にフリーとなる。現在近隣の市区町村で、母親学級、育児相談、新生児訪問を行う。「ベビーマッサージ教室、カモマイル」、マタニティー専門トリートメントルーム「Queen Mammy」を主宰、アロマテラピーを用いた産前、産後のケアの他、最近はサロン、スパ施設などのマタニティーメニュー導入、立ち上げにも力をいれる。また、三鷹市のスポーツクラブ(レアレア、セサミスポーツクラブ、ティップネス国領店)でマタニティスイミング、アクアビクスのインストラクターも兼任する。
浅井貴子さんホームページ:http://www.mid-wife.info/

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