香りで迎える2012 12/26~1/24
HERBAL MAGAZINE マガジン

第30回 トイレットトレーニング

早いものでこのコラムも30回を迎えます。始めた頃は10回続けばよいかな~?思って執筆を始めましたが、今では100回になるまで頑張ってみようとハチマキを締め直しています。これからも是非毎月楽しみに待っていてください。
ちょっとうちの玄関回りを初夏らしくなったのでご紹介しますね。ここ5年ぐらいは夏は決まって「イソトマ」別名「ブルースター」を植えています。星型のブルーの花が、暑い夏の日々に涼しげな雰囲気をかもしだしてとても好きな花の一つです。道路ぎわのフェンスにジャスミンのつたがあるのですが、今年は小花が沢山咲き散歩している人から「素敵な香りですね~」とよく声をかけられます。毎朝の落ち葉掃きも精が出るものです。ちょっと小枝を切ってトイレなどに飾ると匂い消しにもなり、梅雨のジト~としたトイレも快適に乗りきれそうです。

さて今回は春~夏にかけてオムツをはずそう!と気合が入っているママ達からよく聞かれる「トイレットトレーニング」について質問形式でお話してみたいと思います。

Q1 いつから始めればいいの?
一般的には1才半~2歳くらいがトイレのしつけの開始時期と言われています。尿が膀胱に溜まって「おしっこがしたい」と思う感覚が育つのもほぼこの時期となります。でもそれは個人差もあり言葉の出具合にもかなり左右されますので季節が夏なので今年無理をしてでも取らなければいけないという事はありません。実際冬でもオムツが外れる子もいます。あんよが出来ると紙パンツのはかせるオムツが主流になってきており、面倒だからと2~3回ためてから替えるママもいます。まず日頃からおむつ交換をこまめにして「気持ちいいね、さっぱりだね」と言ってあげて快適さを一緒に共感する事も大事なことです。そのかかわりがあるとおしっこが出るときにママを見つめるなどのなんらかのサインを出してきますのでその時に優しく誘導してあげるとスムーズにいきます。家にいる時などパイル地などのオーバーパンツなどにして垂れ流しを経験させる事も必要です。だいたいの赤ちゃんはおしっこが太腿を伝わる感触でおしっこが出ると言う事を認識します。床の掃除は大変ですが10枚ぐらい買って頻繁に取り替えましょう。その時も決して怒らず「おしっこでたね~、偉かったね~」と言いながらトイレに座らせる習慣をつけましょう。出た後にもトイレに座らせる事も実は条件反射の一つになりますので根気よく頑張りましょう。

Q2.おまると補助便座どっちで始めたらいいの?また補助便座のコツは?
今のトイレの様式だといきなり補助便座から入ってもよいでしょう。
本来おまるは昔のポットン便所だと落ちてしまう危険性などから作られたものです。
おまるは基本的にリビングや洗面所などでも出来るので怖くないという利点がありますが、おまるでは出来るけどいざトイレにいくと出ない、、という事も聞きます。最終的にはトイレの場所での排泄が出来るのが目的なので、トイレを明るく楽しい雰囲気にして子供が進んでいきやすい環境にするのも大切です。
おまるはおもちゃを入れてしまったりおもちゃと間違えて遊んでしまうという話もよく聞きます。ただ補助便座だとお尻が落ちてしまいそうな感覚があるのでお風呂の椅子やステップ台などで登りやすくしてあげたり、便座のふたの向きに対面に座らせてふたにしっかりつかまらせてあげましょう。
便座のふたにお気に入りのキャラクターの大きいシールをはったり、便座にカバーをつけたりして冷たいイメージをとってあげたりするとよいでしょう。
あとウンチをする時に足が踏ん張れなくて上手くいきめないという時は足の裏をママの手で上に押し上げてきばらせると上手くいきます。あと最近ではおまる~補助便座~ステップ台にと進化するおまるも出ています。(コンビ社)足が地面についてないといきめない、という子にはよいでしょう。

  

Q3.おしっこを出ても教えない、出ても言わないのですが、上手に進めるコツは?
基本的には怒らない、「あ~あ」などとため息をついたり、「掃除が大変なんだから、」などと大人の都合で言わないようにしましょう。一度おこられた経験があると(おしっこが出る=大きい声をだして怒られる)と思い何も言わなくなる事もあります。子供は平和的な動物で耳も大きな音に敏感です。失敗した時も「あらあら」程度で優しくされたり、座ってでなくても「ダメだったね、、今度出来るからね」と言ってもらえば楽になります。出たときに思いっきり褒めてもらえば自信もつくでしょう。あとはトイレのカレンダーにシール等を貼って、意欲を高める方法もあります。絵本でもトイレットトレーニングを楽しくする本もあります。そろそろかな?という時に一緒に声をオーバーにあげておもしろおかしく読んであげると興味を引きます。その子、その子によって興味のあるものも違いますが、近所でちょっと月齢の上の子がいればおしっこするのをみせてもらたり、兄弟がいればお兄ちゃんがする所に一緒に連れてもらったりすると効果があります。保育園に行っている子は生活のリズムの中で保育士の人は上手に誘導したりしていますし、皆につられてしてしまう事があるのでオムツはずしは早いと言われています。地域で保育園の園庭開放などの行事があるときなどのぞいてみて誘導の仕方などのコツを教えてもらってもよいでしょう。参考までに水の音を聞かせる、100円コーナーのノズルのあるボトルにぬるま湯を入れておしっこの所にかけてあげても出やすい様です。

 

Q4.取れたのにまたおもらしが始まった、昼間はとれたのに夜はダメなんですが? 
よく下に赤ちゃんが生まれたりすると後戻りする事がありますが、赤ちゃんのオムツがうらやましくなったり、ママが自分の事に世話をやいてくれない淋しさでよくあります。自分に注意をひきたい時に赤ちゃん返りなのでしょう。少し上の子と遊んであげたり、忘れてないよというサインを努めてだしてあげるとじき治ります。お母さんがその子にとって大切に愛していることを話すなり、抱きしめるなりして充分伝えてあげましょう。
大人は日中おしっこがよく出て、夜間にすくないのは抗利尿ホルモンが働いているからです。ところが赤ちゃんはこのホルモンの分泌が上手く働いていませんし、またお風呂の後も水分を飲みますので、夜間もおしっこはどんどん製造されて溜まります。まだその頃の子の膀胱の要量は小さいので我慢する事は無理でしょう。幼稚園の年少ぐらいまでは夜のオムツはしてもかまいません。あと夜中に起こしてトイレに連れて行くしつけもありますが、時期がくれば自分で起きてきますので大目にみてあげましょう。

Q5.ウンチの時だけ隠れてするのですが?
ウンチをする時カーテンの中や、ソファーの後ろに隠れてする子のほうが多いと思います。それは自然の心理で恥ずかしい、いきむ時に見られたくない、ウンチが出る事に対してどうしたらよいのかわからない時によく見られる行動です。その時はあまり「早くトイレ、トイレ!」とせかすと出たところでウンチが止まってしまい逆に腹痛の原因になってしまうので、最初はゆっくり見守ってあげましょう。出終わると必ずママの所にやってくるので「たくさんいいウンチでたね~、昨日のカレーかな?」とコミュニケーションを取りながら替えてあげるとよいでしょう。段々に慣れてきたら「う~んの時にママに教えてね」と言葉かけしてあげましょう。その子によっても違いますが朝食の後、お昼寝のあとのおやつの後などリズムが出来ている子はそのタイミングを見はからって連れていき、ママが後ろから抱きしめてあげて一緒にきばってみせると出る事が多いようです。
あとはは子供の便秘を予防する事も大事なポイントです。ハンバーグ、スパゲッティーなど柔らかく食物繊維が少ない食事ばかりでは便が硬く、排便の時に痛みを伴い切れ痔になってしまう子も最近では多いようです。毎朝ヨーグルトやフルーツ(バナナ、プルーンなど)根菜類などの煮物を食卓に出して、水分を多く取るようにしていきましょう。

最近はオムツが早くとれるかどうか気にするお母さんが多いようですが、とりあえず焦らず、ゆっくりと子供の成長を待つ事が基本です。同じ月齢の子供と比べたりせず、ちょっとしたサインを上手にキャッチして誘導してあげましょう。

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◆プロフィール

東京都調布市在住、助産師大学病院、未熟児センター勤務の後、結婚を機にフリーとなる。現在近隣の市区町村で、母親学級、育児相談、新生児訪問を行う。「ベビーマッサージ教室、カモマイル」、マタニティー専門トリートメントルーム「Queen Mammy」を主宰、アロマテラピーを用いた産前、産後のケアの他、最近はサロン、スパ施設などのマタニティーメニュー導入、立ち上げにも力をいれる。また、三鷹市のスポーツクラブ(レアレア、セサミスポーツクラブ、ティップネス国領店)でマタニティスイミング、アクアビクスのインストラクターも兼任する。
浅井貴子さんホームページ:http://www.mid-wife.info/

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