香りで迎える2012 12/26~1/24
HERBAL MAGAZINE マガジン

第32回 赤ちゃんの病気シリーズ(2) 日射病と熱射病

梅雨もあけ猛暑の夏、8月になりました。今年は原子力の電気の供給量が少なく、いたるところで節電が叫ばれています。我が家も真夏のエアコン設定を24℃(2世帯なので2階は暑い!)から26℃にしています。子供達には不評ですが、なるたけ公共の図書館やプールなどに行くようにし節電したいと思っています。お陰様で6月からスタートした「ベビーマッサージ教室・カモマイル」も順調な滑り出しで6月は6組、7月は11組の赤ちゃんが来てくださいました。とにかくモットーは「優しく丁寧に教えましょう」を合言葉にアシスタントと共にやっていこうと思っています。詳しい講習内容も掲載しましたので「どんな雰囲気でやっているの?」と興味のある人は是非、のぞいて見てください。教室自体も随時見学O.Kなので実際見てみたい人もいらして下さい。

また7月13日にはアクアセラピーシンポジウムが無事終了しました。つたない説明でどれだけ「マタニティワッツ」水中での経絡の伸展と安産につながるかという事を伝えられたかですが、受講生の中でWATSUの資格を取得してみたいという声が聞かれ,とても貴重で有意義な体験でした。

これから8月に入り日差しが強くなると共に外出の機会も増え、30℃を超える日も増えてきます。日差しに1時間置いたベビーカーの背面も45℃、つかまる取っ手も50℃になるというデーターもあります。今回は熱中症(日射病と熱中症)について予防と手当てについてお話してみたいと思います。

日射病とは
直射日光があたるような暑い所に長時間いた時に起こります。
汗をかいた脱水状態です。
体がだるい、頭痛、吐き気、めまい、低血圧などが起こりひどい時には失神します。

熱射病とは
炎天下でなくても暑い所で遊んだり、スポーツしたりしている時に、不十分な発汗、体に熱がこもり、酸素欠乏によって起こります。
車内に子供を置いたまま離れない!閉めきったお風呂やサウナなどでも要注意です。
40℃以上の体温上昇、頻脈、意識状態の悪化、全身けいれん、最悪の場合死亡する事もあります。

以上の2点を合わせて熱中症と言います。

* 予防法 *
  • 気温や湿度が高い時間帯は室内でお昼寝をしたり、遊ばせるようにしましょう。どうしても外出しなくてはならない時は日陰を選んであるいたり、ベビーカーにゴザなどを敷いたり(以前第7回のコラムで紹介しました)帽子や日傘などで直射日光を避けましょう。
  • こまめの水分補給をしましょう。長時間に炎天下などにいる場合は赤ちゃん用のイオン飲料などで水分だけでなく塩分やミネラルも補給しましょう。
    こういう時は梅干や塩昆布のオニギリなど塩分を補給できる昼食をとりましょう。
  • 運動前や運動中も、のどが渇いたと思う前(20分おきくらい)に水分補給をしましょう。


熱中症にかかってしまったら *
  • 風通しのよい日陰や冷房の効いた所に移しましょう。
  • 衣服を緩め、冷たい水でタオルを冷やし体を拭きましょう。保冷パックや氷水などで後頭部や脇の下、太腿の付け根などをクーリングします。この場所はリンパがあるので早く体温が下がります。
  • 意識がはっきりとしている時に限り、水分補給をさせましょう。(意識がもうろうとしている時は、気管に入り誤嚥(ごえん)しやすいので避けます)
  • 顔色が青い、赤い、吐き気、失神などの症状がある場合は救急車を手配し、病院へ運びます
 

赤ちゃんは体表面積が広く、体温調節機構も未熟な為、些細な事でも意識がもうろうとします。また赤ちゃんばかりでなく一緒に外出するママもこまめの休養や水分、たまには一緒にお昼寝をするぐらいの日もあってもよいでしょう。あとこの時期は水の事故も多いので、遊んだビニールプールはすぐ捨てるお風呂の水は汲み置きしない、洗濯機の近くに踏み台を置かないなどの家庭での事故に気をつけましょう。

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◆プロフィール

東京都調布市在住、助産師大学病院、未熟児センター勤務の後、結婚を機にフリーとなる。現在近隣の市区町村で、母親学級、育児相談、新生児訪問を行う。「ベビーマッサージ教室、カモマイル」、マタニティー専門トリートメントルーム「Queen Mammy」を主宰、アロマテラピーを用いた産前、産後のケアの他、最近はサロン、スパ施設などのマタニティーメニュー導入、立ち上げにも力をいれる。また、三鷹市のスポーツクラブ(レアレア、セサミスポーツクラブ、ティップネス国領店)でマタニティスイミング、アクアビクスのインストラクターも兼任する。
浅井貴子さんホームページ:http://www.mid-wife.info/

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