香りで迎える2012 12/26~1/24
HERBAL MAGAZINE マガジン

第44回 妊娠中の葉酸の摂り方について

このコラムを執筆するようになり3度目の夏が来ました。兄弟そろって部活に専念しているので(長男:アメフト、次男:硬式テニス)夏休みといっても家にいる事は少ないぐらいです。ダイニングテーブルもプロテイン、アミノ酸飲料などがごろごろ転がって、「あ~」と子どもの成長の早さを痛感しています。
5月より調布のローカルTV局「調布FM放送(83.8MHz)」で「子育てラジオ」が始まりました。毎週金曜日15時~15時20分、再放送木曜日10時~10時20分なのですが、地域の子育て情報だけでなく、地域の医師、歯科医師や助産師、臨床心理士、保育士が毎回、病気に関する事や生活習慣などのテーマに沿ってインタビュー形式で進めるというラジオ番組です。今までに放送したテーマでは、下痢と便秘、発熱、歯磨き習慣、夏のUVケア、赤ちゃんの水分補給など、季節感を取り入れたものになっています。私も微力ながら月1回出演させていただいているのですが、コラムの執筆と違い声のトーンやわかりやすい表現方法とは??ととても勉強になります。声はとても自信がないのですが、子育てママの目線に立ちわかりやすいアドバイスができたらと思っています。調布市、狛江市全域の他三鷹市、府中、小金井、稲城市の一部でも聞くことが出来ます。
ローカルな情報で申し訳ないのですが、家事をしながらちょっと耳をラジオに傾けてみませんか?

 

最近、母親学級で妊婦さんから「葉酸」について聞かれるようになりました。新聞や妊婦向けの雑誌などにも特集されるようになっていますね。「ちゃんと摂らないと赤ちゃんの脊椎が分かれてしまうって本当ですか?」「どんな食品に多いのですか?またサプリメントで代用できますか?」などが多い質問です。

1. 葉酸とは?
日本で過去28年の間に胎児の脊椎が左右に分裂してしまう「二分脊椎」や「神経管閉鎖障害」の発症が約3倍に増えた事を受け、にわかに注目されはじめました。葉酸はDNAを形成する「核酸」の合成に欠かせない水溶性のビタミンで、不足すると細胞分裂が上手くできなくなります。妊娠1ヶ月~妊娠12週までの間に1日400μgの葉酸を摂ると、上記の病気を約7割予防できると言われ、最近の母子手帳にも記載が始まっています。
妊婦さん以外でも、不足すると細胞の生まれ変わりが激しい消化器系の粘膜が弱って胃腸炎や口内炎ができやすくなります。あと特に妊娠初期に特に必要なので、独身のうちから摂取を心がけた方がよいのではないかと思います。
2. どんな食品に多いの?
食品 分量(目安) 葉酸(μg)
かき菜(菜花)
ほうれん草
アスパラ
春菊
ブロッコリー
ぜんまい
鳥レバー
牛レバー
豚レバー

2本
2株
3本
3株
2房
5本
50g
50g
50g
136
126
114
114
105
105
650
500
400

  
  上記の表をみるとご覧の通りですが、緑黄食野菜とレバーに多く含まれています。これは鉄分も多く含まれていますので、妊娠中のプレママさんには是非積極的に摂って欲しい食品です。
オススメの献立はブロッコリーのお浸しで、ブロッコリーをさっとゆで、熱いうちにおかかと減塩醤油をちょっと垂らしてあえます。冷めてもとても美味しいので、常備菜感覚で頂けます。あと私は毎朝青汁を飲んでいます。
ですのでここしばらく口内炎などの炎症疾患には罹ったことがありません。
3. 上手な摂り方は?
(1)前述にもありますが水溶性のビタミンなので、熱に弱いので、生食できるものはサラダやあえあものなどでいただき、水に流れやすいのでゆでる時も電子レンジ加熱をしたり、洗ってから切るなどの調理の工夫が必要です。
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(2)葉酸はビタミンB6、B12、ビタミンCがないと効果を発揮できないので
葉酸 ビタミンB6 ビタミンB12 ビタミンC
春菊   バナナ、サケ   のり、アサリ   イチゴなどの果物
ほうれん草   にんにく   しじみ、レバー   ジャガイモ
をあわせて取りましょう。
 
4. 妊婦さんもサプリメントはよいのですか?
一般の成人が200μgで、妊婦さんが400μgとするとほぼ倍の量です。
理想は食事で補うのが基本ですが、悪阻などで1週間通して、緑黄色野菜が摂れない時などは妊婦さん向けのサプリメントがありますので、摂取してもよいと思います。

特に妊娠の初期から摂取が必要なので、わかってからあわてて摂るよりも、普段から女性の人は葉酸を意識して日頃の食事に摂り入れるようにしたいものですね。

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◆プロフィール

東京都調布市在住、助産師大学病院、未熟児センター勤務の後、結婚を機にフリーとなる。現在近隣の市区町村で、母親学級、育児相談、新生児訪問を行う。「ベビーマッサージ教室、カモマイル」、マタニティー専門トリートメントルーム「Queen Mammy」を主宰、アロマテラピーを用いた産前、産後のケアの他、最近はサロン、スパ施設などのマタニティーメニュー導入、立ち上げにも力をいれる。また、三鷹市のスポーツクラブ(レアレア、セサミスポーツクラブ、ティップネス国領店)でマタニティスイミング、アクアビクスのインストラクターも兼任する。
浅井貴子さんホームページ:http://www.mid-wife.info/

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