第56回 「はじめての離乳食シリーズ」(1) 離乳食をはじめようと思ったら
9月に入りやっと新学期で私の毎日のペースも元に戻りました。皆さんの夏はいかがでしたでしょうか?
私の今年の秋は新たな事にチャレンジする予定です。NPO子育てコンビニ主催で、内容は「プレママ☆アロマ教室」と題して、
アロマテラピーを使用した母親学級をやります。
自分だけのオリジナルの妊娠線予防(ストレッチマーク)オイル作りや、お産に役立つ(会陰マッサージ)マッサージのあれこれ
や妊娠時期に起こりやすいマイナートラブルの対処法などを、オイルを作りマッサージの仕方を覚えるというものです。マタニティー雑誌や病院の母親学級などでも最近はアロマの事が組み込まれるようになりましたが、紹介のみでなかなか個人では「では、やってみよう!」となりにくいのが現状のようです。マタニティー時期でも使える精油の紹介から始まり、自分で自分の身体をセルフコントロールしてアロマの素晴らしさが少しでも伝えられる教室に出来ればと思っております。
今回から「はじめての離乳食シリーズ」と題してしばらく連載をしようと思っています。
まず4ヶ月過ぎるころからぼちぼち離乳食についての相談が多くなります。多いのが果汁を与える事についての是非、スプーンor哺乳瓶?
月齢と体重とどちらを先行すべきかなど未知への分野なので心配も多くなり、同じ月齢の赤ちゃんが始めると焦るのも離乳食ならではですね。
- 離乳準備として、果汁や野菜スープは必ず与えないといけませんか?
必ずしも与えなければいけないと言う事ではなく、米国小児科学会では生後6ヶ月までは果汁を与えなくてもよいとの勧告が出ているぐらいです。病院によっては生後1~2ヶ月から果汁を勧める所もあるようですが、基本的に生後4ヶ月まではおっぱいかミルクで白いもの以外は与えなくてもよいのです。濃い果汁を与えると下痢をしやすい赤ちゃんも多いので、基本的に倍ぐらいに薄めてスプーンでたまに遊ぶ感覚で味慣らし程度でよいと思います。
私個人としては、最初から薄めた青汁→野菜スープ→果汁で最後に甘いものを持ってくるようにしました。この4ヶ月前後はさらさらした水分は意外と飲みにくいので、ちょっととろみがある重湯やコーンスターチでとろみをつけたものが飲みやすいようです。
- どの時期ではじめたらよいのかわからないのですが・・・・
まず、始める前に普段の食卓やお母さんが食事している風景を赤ちゃんにみせていますか?咀嚼機能は目でみて覚える部分もありますので、モグモグ、パクパクしている口の動きを小さい頃から見せてあげてください。そうすると唾液(よだれ)が多くでて、消化しやすくなります。赤ちゃんが寝てから食事をする家庭が増えているようですが、大変でもあやしながら食事をする習慣をつけましょう。
一般的には5ヶ月で7kgが目安ですが、体重が先行してもだめなので、5ヶ月は待って、ママやパパが食べるのをじっとみる、よだれが増えてくる、など欲しそうな表情が見受けられたらGOサインです。
- まずはじめは何をしたらよいの??
ここですぐパン粥やおかゆを与えやすいのですが、ここでしっかり噛む、咀嚼の力をつけましょう。ここですぐドロドロのものをあげると、丸呑みの習慣がついてしまいます。
私がよくお勧めしているのが、ボイルした野菜スティック、果物、フランスパンの耳を赤ちゃんの手に持たせて、噛ませる事です。
ボイルした野菜スティックは大根、人参、ブロッコリーの茎などを拍子切りに切り、ゆでるか薄めの野菜スープで固めにさっと煮たものです。あまり柔らかく煮てしまうと赤ちゃんの手の圧力でぐにゃぐにゃになってしまうので、持っても形が残るぐらいがよいと思います。保存はタッパーなどに入れて2~3日で使いきるようにします。ママとパパが食事中にそれを持たせてくわえさせてみてください。沢山唾液もでてきて、とても喜びます。唾液にはアミラーゼという糖質を消化する酵素が実は沢山含まれていますし、今の赤ちゃんは唾液が少ない子が増えているようです。しっかり唾液の分泌を促すのが実は大切なのです。
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最初はママがお口に含ませてみて | そうすると自分で持ってカミカミできます | |
◆プロフィール
東京都調布市在住、助産師大学病院、未熟児センター勤務の後、結婚を機にフリーとなる。現在近隣の市区町村で、母親学級、育児相談、新生児訪問を行う。「ベビーマッサージ教室、カモマイル」、マタニティー専門トリートメントルーム「Queen Mammy」を主宰、アロマテラピーを用いた産前、産後のケアの他、最近はサロン、スパ施設などのマタニティーメニュー導入、立ち上げにも力をいれる。また、三鷹市のスポーツクラブ(レアレア、セサミスポーツクラブ、ティップネス国領店)でマタニティスイミング、アクアビクスのインストラクターも兼任する。
浅井貴子さんホームページ:http://www.mid-wife.info/
















