香りで迎える2012 12/26~1/24
HERBAL MAGAZINE マガジン

第58回 「はじめての離乳食シリーズ」(2) 離乳中期編

さあ~1回食もなんとか1ヶ月過ぎました。すっかりお野菜の素材の味やうまみ、穀類のこくなどが十分わかってきて、ママも作らなければいけない、食べさせなければという呪縛から解放されて、赤ちゃんも食べる楽しさ、おもしろさがわかってきたら、2回食にしましょう。
月齢でいえば、7~8ヶ月ごろ、可愛い歯も生え出す赤ちゃんもいて口の動かし方も舌で上あごに押し付ける事もできるので、「もぐもぐ、ごっくん」の時期になります。ただ食べる量が進むこともあれば、後戻りしたり、中だるみと言い、一定の食材しか食べなくなる事もよくあります。無理強いしたり、お口をこじあけたりすると逆効果になりますので、焦らず、優しく声をかけながら赤ちゃんにあわせて進めていきましょう。たまには、親が食べさせたい時には赤ちゃんは食べない事もあるんだなあ~と楽観的に考えて、別の市販品やバリエーションを変えてこの時期を乗り切りましょう。

離乳中期、ここがポイント!

  1. ニンジンがゆ2~3mmほどのみじん切りや、やわらかく煮た物をツブツブ状につぶすのが基本です。お母さんが指でつまんで簡単につぶせるぐらいの柔らかさが赤ちゃんが舌でつぶせる柔らかさです。具体的な表現だと、白いはんぺんを指でつぶすぐらいの硬さです。あまり裏ごしせず、野菜もフレークのものから、素材を荒くつぶして、色々な触感を覚えていきましょう。人参などもそのままウンチに、不消化のまま出てくることもありますが、心配いりません。
    ニンジンがゆ風邪などで体調が悪い時などは、すりおろしてお粥に混ぜたりして食品の形態も行ったり来たりしながら赤ちゃんの体調ですすめましょう。 
    ただぱさぱさしたものなどはまだ食べにくいので、片栗粉、コーンスターチ、おかゆ、ひきわり納豆などでとろみをつけると、食べやすいようです。
  2. 豆類、海藻類、白身のお魚、納豆などのたんぱく質も与えてよい時期ですが、アレルギーの様子をみながら一品ずつ徐々にメニューに加えていきましょう。
    一度に複数のタンパク質はアレルギー症状が出たときに、わかりにくい点があります。
  3. ニンジンがゆそろそろコップの練習を始めてみましょう。おっぱいはそのまま与えてかまいませんが薄いコップのほうが赤ちゃんは飲みやすいようです。まだ取っ手はなくてもかまいませんので、はじめはお母さんが手を添えてあげて、ほんの少量から与えてみてください、歯も生えている赤ちゃんもいますので、食後はコップでお茶(麦茶、ほうじ茶、薄めた緑茶)でちょこっとお口の中をゆすぐような感覚であげてみてください。ちなみに薄めた緑茶のほうがカテキンやビタミンCが多いので、虫歯予防になります。
  4. うどんや素麺などの麺類もくたくたに煮れば与える事もできますが、意外と塩分も多いのであらかじめ、細かく切ってから一度ゆで塩分を落として、調理して与えてください。
たんぱく質の加え方
2回食になると豆腐、納豆、きなこ、白身のお魚、しらすなども加えることができます。卵は一般的には与えてよいとされていますが、アレルギーが心配な赤ちゃんは無理して与える必要はありません。卵以外にもたんぱく質が入っている素材も十分ありますので、工夫しながら穀類に混ぜたりしましょう。はじめてトライするタンパク質は最初は耳掻き~ごくほんの少量からすすめて、大丈夫なようであれば少しずつ量を増やしていきます。
納豆はひきわり納豆を使用すると、手軽で他の食材とからめやすいので上手に食べさせる事ができます。日本人は元来、農耕民族なので最初はお豆腐などや豆類の植物性タンパク質から与えるのが良いとされています。
お豆腐なども小分けになっていて鮮度のよいもので必ず火を通しましょう。夏場はとかく冷や奴で与えてしまいがちですが、火を通すという事はアレルギーの予防にもなりますし、雑菌を排除する役割もあります。納豆なども食べる量だけ、軽くレンジでチンをしたほうが安全ですね。
タンパクレシピその(1)
(納豆豆腐)・・・・ だし汁で煮た絹ごし豆腐に、ひきわり納豆を加えてよく混ぜてネバネバ状にして食べます。
とろみが欲しい時やからめて食べる時に納豆の粘り気はとても重宝します。
ほうれん草や季節の青菜を加えてもよいですね。
(しらす粥)・・・・

しらすは小鍋で塩分や細かい汚れをとります。茶漉しや小さいザルを使うと楽に湯通しできます。
それをおかゆに混ぜて与えます。
写真の画像はクレソンの葉先を湯がいて一緒に混ぜたものです。クレソンは毒消しの効果があるので、便秘の時やタンパク質を与えたいけど心配なときは一緒にあげるとよいです。

ニンジンがゆニンジンがゆ

(きなこうどん)・・ ニンジンがゆくたくたにお出汁で煮た細かいうどんにきなこを入れてよく混ぜます。後期になるとうどんがマカロニに代用できます。
お出汁があるので、粉っぽくなくコクがでて美味しいものです。

この時期はおでかけも増える時期ですので、必ずしも一定の時間に与える事は難しい頃です。なるべく1回は家族の人が食卓を囲む時間帯に離乳食も同じように食べられたらいいですね。赤ちゃんもきっとママやパパがもぐもぐしている美味しそうな表情が一番の食欲を増すエッセンスになる事でしょう♪

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◆プロフィール

東京都調布市在住、助産師大学病院、未熟児センター勤務の後、結婚を機にフリーとなる。現在近隣の市区町村で、母親学級、育児相談、新生児訪問を行う。「ベビーマッサージ教室、カモマイル」、マタニティー専門トリートメントルーム「Queen Mammy」を主宰、アロマテラピーを用いた産前、産後のケアの他、最近はサロン、スパ施設などのマタニティーメニュー導入、立ち上げにも力をいれる。また、三鷹市のスポーツクラブ(レアレア、セサミスポーツクラブ、ティップネス国領店)でマタニティスイミング、アクアビクスのインストラクターも兼任する。
浅井貴子さんホームページ:http://www.mid-wife.info/

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