香りで迎える2012 12/26~1/24
HERBAL MAGAZINE マガジン

第61回 甘酒のすすめ

2月に入りましたが、まだまだ寒い日は続きますね。今回は妊婦さんから特に授乳期のママさんにオススメの栄養飲料、「甘酒」についてコラムを書いていきたいと思います。私は育児相談や新生児訪問などのときに、「母乳の分泌が悪い」「お乳が張らなくなってきた」「夕方になるとおっぱいが枯れてきた」という訴えをよく耳にします。最近のお母さんは冷え性の人が多く、産後の肥立ちが治らず、母乳分泌にまで影響している人を多く見受けられます。

甘酒のルーツ : 甘酒はその昔、江戸時代には夏バテ防止の為に、夏に飲まれていた飲み物だったそうです。俳句では甘酒はなんと、夏の季語になっています。昔の人はよく発酵食品を摂取していましたが、飲み物から摂るという事は画期的だったと言えます。
栄養価   : 米を蒸して麹菌を繁殖させた米麹の糖化作用にやり甘味を出した飲み物です。発酵の過程で糖分ができるので、砂糖を足さなくても甘いという所もスゴイですね。今では、「日本版ヨーグルト」と呼んでいますし、麹菌はビタミンB1などのビタミン群が多く含まれています。
ビタミンB1は豚肉などに多く含まれていますが、特に疲労回復、や倦怠感の回復に役立つので、産後、不眠不休で育児や授乳をしている子育て真っ最中のママ達に最適なんですね♪
あとはよく聞かれるのが、「アルコール分が入っていて、おっぱいに影響しないのか?」という質問です。お酒を作る過程で出来る、のしな酒かすは若干含まれていますが、米の麹から作るものものはアルコールが含まれていませんので、安心して飲んでください。
その他の健康効果 :

そのほかには血圧上昇を抑制したり、健忘症、肥満を抑える効果が最近わかってきています。まだまだマウスの実験なのですが塩分の多い餌を食べたマウスも、甘酒を混ぜると血圧が上がらず、記憶障害を引き起こす薬品に対する抵抗力があることもわかってきています。不老長寿の飲み物なのですね。(私も最近ちょっとした事を思い出せなる事もあるので、一生懸命飲みましょう!)

おっぱいの分泌を増やす
飲み方 :
とにかくお鍋一杯に甘酒を作ります。私はよくフリーズドライの甘酒を飲用していますが、それを授乳の前後に湯飲み茶碗1杯ずつ、飲みます。あとお昼寝の前や、夜間の授乳の時にも飲みましょう。ベットサイドにポットに入れておくと手軽に飲めますね。あと冷え症でおっぱいの分泌が悪い人は、しょうが汁を入れたりすると保温効果が継続します。
その時に首も一緒に暖めると、効果が倍増します!
自家製甘酒の作り方 : 同居している祖父は自分で甘酒を作っています。もち米か普通のお米でおかゆを作り、2倍の量の米麹を混ぜます。(米麹はスーパーなどで売っています)そして約10時間50~60度で保温すれば出来上がりです。祖父は掘りゴタツに入れていますが炊飯器の保温機能を利用してもできます。

皆さんも残りの冬を甘酒で乗り切ってみませんか?

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◆プロフィール

東京都調布市在住、助産師大学病院、未熟児センター勤務の後、結婚を機にフリーとなる。現在近隣の市区町村で、母親学級、育児相談、新生児訪問を行う。「ベビーマッサージ教室、カモマイル」、マタニティー専門トリートメントルーム「Queen Mammy」を主宰、アロマテラピーを用いた産前、産後のケアの他、最近はサロン、スパ施設などのマタニティーメニュー導入、立ち上げにも力をいれる。また、三鷹市のスポーツクラブ(レアレア、セサミスポーツクラブ、ティップネス国領店)でマタニティスイミング、アクアビクスのインストラクターも兼任する。
浅井貴子さんホームページ:http://www.mid-wife.info/

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