HERBAL MAGAZINE マガジン

第89回 アロマで赤ちゃんとママの汗疹ケア

年々、猛暑の気配がしてきますね。梅雨の頃はそれほど暑くなく、かえって窓を開けて寝ると、朝方肌寒い思いをしましたが、いよいよ7月、夏の季節になりました。今回は私がベビーマッサージ教室や赤ちゃんの訪問などでよくお伝えする「アロマを使用した汗疹ケア」をご紹介したいと思います。
第20号の「赤ちゃんのあせも対策」もご参考にしながらお読みください。

赤ちゃんも子供も汗をかきますが、何故赤ちゃんは汗疹になりやすいかと言いますと、汗腺の数は大人も子供も同じ数なので、体表面積が少ない赤ちゃんはそれだけでも汗をかきやすいという事になります。汗腺の中に汗が詰まり炎症を起こしたものを汗疹といいますが、皮膚と皮膚の重なっている部分が赤くなりますが、これは汗疹という表現より「接触性皮膚炎」のほうが当てはまると思います。
赤ちゃんはお胸、背中、腕、おむつの当たる部分などに多くできやすくなります。小さく赤いぷつぷつした発疹をいいます。ただ麻疹(はしか)の出始めも似ている事があるので、全身に広がるようであれば、違う感染症でないか小児科の受診をしてみましょう。

夏は赤ちゃんだけでなく、子育てママも赤ちゃんをおんぶする背中、授乳児の胸の谷間やおっぱいの下の部分にもできやすいと言われています。妊婦さんもマタニティーガードルや腹帯の装着面にできます。結局、汗疹は体温が上がりやすい人に出来やすいという事になりますね。

1. さっぱり系の
石鹸で洗う
殺菌効果のあるティーツリー配合の石鹸やさっぱりするミント系の石鹸でバスタイムを楽しみましょう。夏でも紫外線やエアコンなどで乾燥してきますので、保湿成分の入っているシアバター入りの石鹸や入浴剤もたまには使用してみるとよいと思います。
2. ハーブ水の
すすめ

特に夏場、蚊にもさされやすくなって痒みもでてきます。お風呂あがりに使うと炎症が治まり(どくだみ、ティーツリー)  痒みがすう~と引きます。どくだみローションは私も以前、手作りで作っていたのですが、臭いがきつく途中で挫折してしまいました。でも蚊に刺された時は、道端に生えているどくだみの葉をむしり汁をつけると虫刺され痒みがなくなりますね。今は私がベビーマッサージジェルを作ってもらっている樹万培http://www.rakuten.co.jp/s-yorozu/さんのどくだみローションは、臭いもなくとても気に入っています。

こちらはティーツリー水もあり、こちらも汗の詰まりを防いでくれるハーブ水としても知られています。
子育てママや妊婦さんにはラベンダーウォーターやカモマイルウォーターもオススメです。
私は冷蔵庫に入れてその時の気分に使い分けて、お風呂上りにはパシャパシャとたっぷり使います。

3. アロマで作る
ベビーパウダー
赤ちゃんにはベビーパウダーはよくないという声をよく聞きますが、要は使い方の問題です。
皮膚が重なる部分は沢山つけずに、少量をよく手で伸ばし、サッサッとぬると皮膚温をさげお風呂上りにパジャマを着てもまた汗をかいてしまうという事がありません。ラベンダーの消炎効果で汗疹も引きます。ベビーマッサージの後にも使うと、これからの季節さっぱりさらさらで、お昼寝にも入りやすいようです。
     
Resipe   1. コーンスターチ ・・・ 大さじ6杯
    2. クレイ(モンモリオナイトかホワイト) ・・・ 大さじ3杯
    3. ハーブパウダー(カモマイルかローズ) ・・・ 小さじ1杯
    4. 精油(ラベンダーかティーツリー) ・・・ 10滴~20滴
(赤ちゃんは10滴)
作り方   (1) キッチンペーパの上にコーンスターチ、クレイ、パウダーを入れる
    (2) よく混ぜ、パウダー専用の容器に入れる
    (3) 精油を入れてよく攪拌する
    (4) ラベルを貼って出来上がり♪
      どうしても作る暇がない人は、ラベンダーのボディパウダーもありますのでこちらを使用してもいいですね。
ベビーパウダーローズ ベビーパウダーカモマイル 容器に入れる
 
精油を落とす できあがり 市販品
 
4. アロマみつろう
クリーム
汗疹がの大きさが大きく、なんだか白い膿のようなものを持ったときは抗生物質入りの軟膏を処方されますが、おうちでも簡単に作ることができます。症状が重いときは皮膚科の先生にご相談しましょう。
     
Recipe   1. みつろう ・・・ 6g
    2. ホホバオイル ・・・ 20cc
    3. 精油(ティーツリーとラベンダー) ・・・ 各2滴
作り方   (1) みつろうをウォーマーか電磁調理器で溶かし、
ホホバオイルをいれる。
    (2) 荒熱が取れたら最後に精油をいれる。
    (3) 固まる前にクリーム容器にいれて出来上がり♪
 
今年の夏は手作りアロマで汗疹ケア初挑戦してみませんか?

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◆プロフィール

東京都調布市在住、助産師大学病院、未熟児センター勤務の後、結婚を機にフリーとなる。現在近隣の市区町村で、母親学級、育児相談、新生児訪問を行う。「ベビーマッサージ教室、カモマイル」、マタニティー専門トリートメントルーム「Queen Mammy」を主宰、アロマテラピーを用いた産前、産後のケアの他、最近はサロン、スパ施設などのマタニティーメニュー導入、立ち上げにも力をいれる。また、三鷹市のスポーツクラブ(レアレア、セサミスポーツクラブ、ティップネス国領店)でマタニティスイミング、アクアビクスのインストラクターも兼任する。
浅井貴子さんホームページ:http://www.mid-wife.info/

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