HERBAL MAGAZINE マガジン

第99回 赤ちゃんのちょっと気になる症状(臍ヘルニア)

この5月でこのコラムを書き始めて、丁度8年目になります。
いやはや初期に出てくれた赤ちゃんはもう小学校2年生です。
最初は書くことが沢山ありすぎて月に2回の更新でしたが、途中から月1回のペースで
掲載に落ち着いています。
当時の生活の木の担当者の人も「100回続いたら本にしましょうね~」と軽い気持ちで
言ってくれたのですが、私は冗談半分、謙遜しまくりだった頃が懐かしく思い出されます。
多分、担当者の日とは忘れているとは思いますが、、(笑)いよいよ来月は100回!!
今から何を書こうか楽しみです♪

さてよく赤ちゃんの訪問やベビーマッサージ教室、育児相談などで相談されることが多い
「臍ヘルニア」についてお話してみようと思います。
言葉は難しく聞こえますが、要は「でべそ」の事です。
15人ぐらいのベビーマッサージ教室でも2~3人はこの症状で悩んでいる人がいらっしゃいます。
今でも周囲の人は「硬貨を張っておきなさい」とか「絆創膏でしっかり貼るといいんだよ」とか
言ってくれますが敏感な赤ちゃんの皮膚はそれで赤く炎症が起きる事がよくありますので、
今では大きさにもよりますが、なにもしないで健診のたびに大きさや出っ張り具合など
様子を見ることが多いです。


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「臍ヘルニア」とは臍帯が脱落した跡の臍輪はしばしば閉鎖が不完全で、生後2週間~突出するようになります。
大声で泣いたりいきんだりして腹圧が加わると、臍輪から皮膚に覆われた腸管が突出してきます。
1歳までに9割が自然に治るので、1歳を過ぎるまでは特に積極的な治療の必要がありません。
また嵌頓(かんとん、脱出した腸がが戻らなくなることも頻度が少ないことも治療を急がない理由の一つになっています。

ただオムツや着替えをするたびに、出ているのでママも心配になりますし、いきんで苦しそうにしている赤ちゃんの様子を見ているとママも切なくなります。ではなるべく早く、元の位置に落ち着く対処法を教えましょう。

第1に、「腹ばい」にする事です。
起きている時には絶えず腹ばいにしておくと言っても過言ではありません。固いマトレスや座布団に清潔なシーツやバスタオルを敷いて、腹ばいにします。その時はくれぐれも顔を横に向けること、腹ばいにしている時はママが目の届く範囲にいる事です。お腹のガスでも出やすくなるので、うなりやいきみも少なくなります。
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第2に便秘の予防です。
稀に赤ちゃんでミルクの量や母乳の出具合や器質的なもので
2、3日~1週間便秘になる事があります。
便秘になると便を出す時など余計な腹圧がかかり、お臍が出やすくなります。
綿棒浣腸をしたり、ウエストをひねる運動、砂糖水などを飲ませたりして防ぎます。
月齢が進んでくれば、野菜スープや果汁、青汁などを飲ませてみましょう。
毎日1回自然な柔らかい軟便が出るようになるといいでしょう。

第3は難しい様ですが「泣かせすぎない」という事です。
赤ちゃんは絶えず泣くものですので難しいのですが、要は泣かせっぱなしにしないという事です。
30分以上も火のついたように泣くと、臍もどんどん出てきます。
おんぶが出来るまでは大変かもしれませんが、バウンサー、ベットメリー、スイングラックなどを
利用して適度に対処をしてあげましょう。

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そして健診のたびに大きさや出っ張り具合などを小児科の先生にも診てもらうとママも安心ですね。
あまり根をつめずに見守りましょう。
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◆プロフィール

東京都調布市在住、助産師大学病院、未熟児センター勤務の後、結婚を機にフリーとなる。現在近隣の市区町村で、母親学級、育児相談、新生児訪問を行う。「ベビーマッサージ教室、カモマイル」、マタニティー専門トリートメントルーム「Queen Mammy」を主宰、アロマテラピーを用いた産前、産後のケアの他、最近はサロン、スパ施設などのマタニティーメニュー導入、立ち上げにも力をいれる。また、三鷹市のスポーツクラブ(レアレア、セサミスポーツクラブ、ティップネス国領店)でマタニティスイミング、アクアビクスのインストラクターも兼任する。
浅井貴子さんホームページ:http://www.mid-wife.info/

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