薬香草園

8月のメディカルハーブガーデン

2014.08.15

こよみの上では立秋を過ぎ、暑さは残るものの、

風がすこし涼やかになってきたり、イネ科の植物たちが穂を出しはじめたりと、

秋らしい気配も漂ってきました。

  

 

夏のハーブの代表といえば、バジルでしょうか。

メディカルハーブハウスへもバジルを求めて足を運ばれる方が多くいらっしゃいます。

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ジェノベーゼでお馴染みのスイートバジルのほか、

ダークオパールバジル(写真上)、シナモンバジル(写真下)など、

変わり種のバジルも植栽しています。

いずれも料理に使うことができ、独特の風味をたのしめます。

 

  

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昨年よりは遅れて、ミントの花も咲き始めています。

スペアミントは、ティーやハーブウォーターにして楽しんだり、

食べても苦くないため、アイスクリームやゼリー、フルーツと一緒に召し上がるのもおすすめです。

  

 

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ペニーロイヤルミントは、地を這って広がり、土のはね返りを防ぐため、

バラの黒星病予防のためのコンパニオンプランツとして、

ロサ・ダマスケナ、ロサ・カニナの周りに植えています。

 

 

 

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こちらは、夏のきびしい暑さにも耐え、多くの花で楽しませてくれる、センニチコウ。

今年は赤、ピンク、白の3色を植えています。

ちなみに、花に見える丸い部分は苞葉で、よく見ると小さな花が隠れています。

乾燥しても花色が残るため、ドライフラワーやドライブーケに。

 

 

 

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5月頃に花を咲かせていたロサ・カニナ(別名ドッグローズ)のローズヒップが色づいてきました。

実の中の種と毛を取り除いて、皮の部分だけ使います。

ビタミンCが豊富で、紫外線や疲れでビタミンを失いやすい夏におすすめのハーブティーです。

 

 

 

春の花期がおわり、実を結びはじめているハーブや、

秋に向けてつぼみを付けはじめているハーブなど、夏にしか見られないものもたくさんあります。

水分と日よけだけは忘れずに、ぜひ足をお運びください!

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