7月のハーブガーデン
空の青が濃く雲が映える朝、セミの鳴き声が聞こてきます。
気温が高くて雨が少なく、植物はカラカラとしてきました。
この時期のガーデンスタッフは小麦色に焼け、
帽子・手ぬぐい・シトロネラ ボディースプレー・サンブロックミルクが必需品になります。
熱中症にならないように声を掛け合いながら、
暑い夏を乗り越えていきます。
さぁ、ガーデンでの「涼」を紹介します。
風でゆらゆらと涼し気に揺れる、ガウラ。
4枚の花びらが蝶のようで"白蝶草"とも呼ばれます。
夏場に飲むビールはお好きですか?
ビールの原料として使われる、ホップです。
松ぼっくりの様な部分は「毬花」と呼ばれ、
中に黄色い粒状の「ルプロン」をつくります。
そのルプロンが、ビールに苦味や香りを加えてくれます。
青紫の花が涼し気な、カールドン。
高さ150㎝~200㎝にもなり、
開花直前の蕾は食用とされます。
お花は不思議な触感がします。
すっきりとした香りの、スペアミント。
ギリシャ神話に出てくる美しい女神「メンタ」に由来し、
夏場のハーブティーやお風呂に入れるのがオススメです。
ヒマワリのような花を咲かせる、ルドベキア"チムチムニー"。
炎天下に花を咲かせ、日光が好きなお花です。
明るい花色は、疲れた時に元気を与えてくれます。
独特の香りをもつ、タンジ―。
主に、葉を乾燥させて虫除けに使われてきました。
花がボタンの様に見え「Golden botton」と言う英名もあります。
花の放つ甘い香りに蝶が寄ってくる、ブットレア。
別名「バタフライブッシュ」とも言われています。
今年はどんな蝶が来るかな、夏の楽しみです。
メディカルハーブハウスでは、毎日朝づみのアイスハーブティーの試飲を行っています。
その日の気候や体調に合わせてブレンドしていて、好評です。
暑い日が続きますが、今月もご来店お待ちしています。