3月のハーブガーデン
2018.03.15
ツバキの花が咲き、虫たちが活動をはじめ、
春の気配が感じられるようになりました。
冬場に剪定した植物がどのように葉を伸ばし
成長していくのか、楽しみな季節でもあります。
3月に入り、ガーデンのところどころで
かわいい花が咲いてきました。
ガーデンで黄色く鮮やかに咲いているのが、クロッカス"ギール"。
長く糸状に伸びるめしべを持つことから、
ギリシア語の「Krokos(糸)」が語源となっています。
ヨーロッパでは春の訪れを告げる花とされています。
他にも、紫色のクロッカスや
クリーム色の小さなクロッカスも咲いています。
足元をよく見てガーデンを歩くと、草丈10~15㎝の
原種のスイセン、ナルキッスス・バルボコディウムが咲いていました。
黄色い花がペチコートの様に見えることから
「ペチコートスイセン」とも呼ばれています。
草丈15㎝程のかわいい紫色の花、ムスカリ。
ぶどうのような花を咲かせるため
「グレープヒヤシンス」とも呼ばれています。
ヒヤシンスは花芽が出てきたところで、チューリップは葉が出てきました。
ヒヤシンスやチューリップのしっかりとした硬い葉は、
長い冬を越えてたくましく地上に伸びてきています。
今の季節は、足元をじっくり見ながらの
ガーデン散策をオススメします。
今月もご来店お待ちしています。