2月のハーブガーデン
まだまだ寒さは厳しいですが、ガーデンは春の気配です。木々の蕾が膨らみ始め、ふと足元をみると早くも咲きはじめた花を見るようになりました。
ミモザ
冬の間は固く緑色だった蕾は少しずつ黄色へと変化していますが、開花までにはまだ時間がかかりそうです。
スノードロップ
属名のGalanthusは「ミルクの花」の意味をもつスノードロップ。小さな白いベル型の花が2本の細い葉の間から咲きます。
クロッカス
クロッカスの芽が2~3センチほど出始めました。園内のあちらこちらで黄色や紫、ストライプ模様などさまざまな色の花を見ることができます。
ホワイトセージ
アメリカの神聖なハーブとして人気のホワイトセージから小さな新葉が出てきました。寒さがマイナス5度以下になる薬香草園でも鉢植えで育っています。
枝先に小さな赤い蕾をつけたブルーベリー。この蕾から、4月の中旬ごろにはピンク~ブルーの美しいガクのついた花が咲きます。
クリスマスローズ
うつむく姿が印象的なクリスマスローズですが、下から覗き込み光に透かすとまた別の美しさを発見できます。
ヒース(ジャノメエリカ)
ハーブティーにもなるヒースが満開です。たわわな花つきとゆっさゆっさと揺れる姿はお客様の注目をあびています。
ビオラやカラーリーフのクローバーを寄せ植えした鉢からスイセンが咲き始めました。'Tete a tete'はフランス語で頭と頭を寄せ合い内緒話をするという意味だそう。たしかに花と花が内緒話しているかのように見えますね!
一年草のカモマイルは毎年こぼれ種から芽をだします。温かさが増すにつれもこもこと生長していく姿が愛らしいです。