香りで迎える2012 12/26~1/24
HERBAL MAGAZINE マガジン

第38回 赤ちゃんとの海外赴任について(持ち物編)

冬本番の中にも梅のつぼみがふくらんだりして、春の訪れを予感させますが、まだまだ「空気乾燥注意報」は続くようですね。去年あたりからマタニティーや子育てママさんの間で「エキナセアティー」が私の周りでちょっとしたブームになっています。妊娠中や授乳中だと風邪薬を飲むのも抵抗がある中、抵抗力を高め、風邪予防に一役かってくれます。私も2年前からオレンジの香りの「エキナセアベア-」をよく飲用していましたが、今年はレモン味の「エキナセアレモン」も出たので交互に飲んでいます。1月のカモマイルの教室でもレモンを出したところ、とても評判もよく何気にローズヒップが入っている事に話題が集まりました。妊婦さんや授乳中はとても体力や抵抗力も落ちてくるので粘膜がウイルスや真菌の病気にかかりやすくなっています。寒い時期だけでなく継続して飲まれるとよいかと思います。

エキナセアベア エキナセアレモン

さて今月は「赤ちゃんと一緒に海外赴任になったら?」のテーマです。保健センターで健診や新生児訪問などの仕事をしていると春や秋にかけて相談が多いのが、今回のテーマです。異国の地での子育て、病気になった時や予防接種はどうするか?言語や生活習慣、文化の違いも健康な時ならともかく赤ちゃんを連れての生活・・・未知への不安が募るばかりです。私もホームステイならともかく海外で生活した事はないので、実体験でのお話はできませんが、持っていったほうがよい物品などわかる範囲でお話したいと思います。

* 母子健康手帳 * 
母子手帳も海外で日本医師の診察が受けられる場合は現行のもの使用できる場合もありますが、一応海外用と2冊用意しておくとよいでしょう。母子保健事業団(東京都渋谷区神宮前5-53-1 TEL03(3499)3120です。)からも英語、ハングル語、中国語、タイ語、タガログ語、ポルトガル語、インドネシア語、スペイン語の8ヶ国語の母子健康手帳が750円で販売しています。保健センターなどでも置いてある所もありますが、自治体によって無料か有料か違いますので管轄の保健センターで確認してください。また健診や予防接種の記録もまた日本に帰ってくる事を考えて、日本用の母子手帳にも保護者の人が忘れずに記録しておくと帰国してからだいぶ楽になります。


*持っていた方が良い薬 物品 *
種類 大人 子ども
解熱鎮痛剤 バッファリン セデス ノーシンなど 小児用バッファリン(錠剤、チュアブル) こども熱さましシロップ
風邪薬 PL顆粒 葛根湯 日持ちのするように錠剤 子ども用風邪シロップ 錠剤が飲める年齢ならそれを持参
整腸剤 便秘薬 ビオフェルミン コーラックなど使いなれたもの(意外と環境の変化で必要になる)正露丸 液体のラキソベロン ミヤリサンアイジ ビオフェルミン イチジク浣腸(子どもは便秘で腹痛起こす事あり)
咳止め 液体は保存性が短く破損しやすいので錠剤、カプセルがよい メジコン ブロン錠 龍角散 子ども用咳止めシロップ ヴィックスドロップなどの喉あめ 喘息の持病のある場合は頓服用や吸入器も必要
目薬 疲れ目用、炎症用(抗生物質入り)と2種類あればベスト 子ども用の目薬はそれほど必要ないが香港やシンガポールなど1年中夏季でプールによく入る場合は持参、タリビットなど抗菌剤入りの点眼薬

体温計 湿布薬 虫除けスプレー(東南アジアは必要)氷枕 冷えピタシート イソジンガーグルなどのうがい薬 マスク 小分けしてある滅菌ガーゼや包帯などの衛生材料 マキロンなどの消毒剤 バンドエイド 皮膚外用薬 保湿剤  宇津救命丸(夜泣き、かんむし用)

(注)
薬は高温多湿など保存状態が悪いと効果にも悪影響を与えます。缶やタッパ-など密閉容器に乾燥剤と一緒に入れ、冷暗所に保管するのがベストでしょう。また子どもが謝って飲まないように、手の届かない所に置く事も大切です。
しばらく現地の市販薬は避け日本人のクチコミで確かなものを入手するようにする。薬の副作用、アレルギーがある場合は翻訳したメモやイラストを準備しておくとよいでしょう。

海外で子育て情報全般に対しては、前述の 財)母子保健研究会から「海外子育てハンドブック」や「海外子育てのための携行品ガイド」各300円に詳しく掲載されています。http://www.mcfh.net/ こちらのサイトでも各種手続き、国別ガイドなど多岐にわたり、海外母子保健情報が手に入れる事ができます。あと実際にいかれた人にお話を伺うと、出国前はとても不安も多かったですが現地の日本人のネットワークや海外駐在員対象のコミュニティー新聞も出ているので少しずつ生活の基盤が出来てきたと皆さん口を揃えて言います。「考えているより慣れてみよ」という事になるのでしょうか。次回は海外赴任に行かれる際の大人と赤ちゃんの予防接種についてお話したいと思います。

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◆プロフィール

東京都調布市在住、助産師大学病院、未熟児センター勤務の後、結婚を機にフリーとなる。現在近隣の市区町村で、母親学級、育児相談、新生児訪問を行う。「ベビーマッサージ教室、カモマイル」、マタニティー専門トリートメントルーム「Queen Mammy」を主宰、アロマテラピーを用いた産前、産後のケアの他、最近はサロン、スパ施設などのマタニティーメニュー導入、立ち上げにも力をいれる。また、三鷹市のスポーツクラブ(レアレア、セサミスポーツクラブ、ティップネス国領店)でマタニティスイミング、アクアビクスのインストラクターも兼任する。
浅井貴子さんホームページ:http://www.mid-wife.info/

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