第42回 カレンデュラオイルの使い方 (その(1) 妊娠中)
梅雨本番の時期ですね。先月から私はアクアのパーソナルトレーナーの仕事を週1日ですが、始めました。今は怪我をしたり、整形外科のリハビリ目的でスポーツクラブに入会する人がとても増えてきました。足首骨折のひと、腰痛の持病の人、膝の靭帯を傷めた人・・・・整形外科の先生は「陸上のリハビリは負担が大きいのでとにかく水の中を歩きなさい」と言います。しかしどのように歩くか、強度はどうするか、どのくらいのペースで継続するのか?などを含め、プログラムを提供する仕事です。看護師の資格と、また昨年取得した米国アクアセラピー&リハビリ研究所認定(ATRI)とWATSU(水中経絡ストレッチ)を取り混ぜながら、心身共にハンデを持った人のちょっとでも支えになり、身体が以前の状態により近づけるお手伝いが出来たら嬉しいと思っています。
さあ今回は「カレンデュラオイル」の使い方を妊娠中~産後にかけてお話してみたいと思います。
カレンデュラオイルはマリーゴールドの花をキャリアオイルに漬け込んで作る抽出液です。(ちなみに生活の木はスイートアーモンドオイルです)皮膚粘膜や血管を修復、保護したり滑らかにする作用があります。
マタニティー期間
- 会陰マッサージに使用
病産院の外来や母親学級でも指導されないのですが、助産院や熱心な助産師は秘伝のように指導します。なぜ会陰マッサージが必要なのでしょうか?
1番の目的は会陰の伸びをよくして、会陰切開の予防の為です。たとえ万が一できたとしても、切開部分が小さくて済み、産後の傷の回復もよくなります。10ヶ月の赤ちゃんの頭囲は平均32~34cmあり、直径も9~10cmあり、それが産道(膣)から出てきます。例えていうなら大きめのグレープフルーツを産むイメージ(笑)を想像して頂けるとわかりやすいかなと思います。私もマタニティースイミングの生徒さんに以前はスイートアーモンドオイルで会陰マッサージを教えていましたが、先日アーモンドオイル10例とカレンデュラオイル10例で比較してその後しらべた所、(注;赤ちゃんの大きさなど違うので有意差が確実ではないのですが・・)両方とも切開率(3~4人)にはそれほど差はなく、アーモンドオイル単独のみでも切開なしの人もいました。ただ産後の不快症状や疼痛、違和感などはカレンデュラオイルのほうが少ないというデータ-が出ました。会陰マッサージについてはあまり情報が少ないのですが、赤ちゃんが出てくる扉がスムーズに開くよう、いたわるような気持ちで妊娠中期(20週)から始めてみてはいかがでしょうか?

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- 乳頭マッサージに使用
これも最近の母親学級などのテキストには必ず書いてあります。が実技実習はあまり行われなくなっている一つです。外来の妊婦健診のとき、乳房チェックがある病院ならかなり母乳保育に力を入れている産院でしょう。出産直後から新生児はママのおっぱいを探し、強い吸引力で乳頭を吸い付きます。
その力はかなりのもので、大人で言うと出来たてのシェイクを力一杯吸う力と言っても過言ではないでしょう。(笑)上の歯茎(はぐき)と舌を絡ませ、巻きつけてしごいて吸います。なので最初初乳を与えただけで乳頭に亀裂が入ってしまい、鋭い痛みが走ることになります。指の切り傷でしたら薬をつけてカットバンで保護できますが、赤ちゃんは2~3時間おきにおっぱいを欲しがります。そのたびに吸わせないといけないので、なかなか傷が治りにくいという状況になります。これもオイルをつけてマッサージしておかれると、かなり乳頭の亀裂や浮腫、擦過傷から予防できます。(ひどい傷はメデラ社の羊のオイルからできているラノリン、ピュアレーン)がよく効きます。詳しくは25回の乳腺炎の予防と手当てのところに出ています。
私も以前は馬油やホホバオイル、アーモンドオイルでやっていましたが、皮膚が弱い人やデリケートな人にはカレンデュラを勧めています。
| (注意点) |
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◆プロフィール
東京都調布市在住、助産師大学病院、未熟児センター勤務の後、結婚を機にフリーとなる。現在近隣の市区町村で、母親学級、育児相談、新生児訪問を行う。「ベビーマッサージ教室、カモマイル」、マタニティー専門トリートメントルーム「Queen Mammy」を主宰、アロマテラピーを用いた産前、産後のケアの他、最近はサロン、スパ施設などのマタニティーメニュー導入、立ち上げにも力をいれる。また、三鷹市のスポーツクラブ(レアレア、セサミスポーツクラブ、ティップネス国領店)でマタニティスイミング、アクアビクスのインストラクターも兼任する。
浅井貴子さんホームページ:http://www.mid-wife.info/















