香りで迎える2012 12/26~1/24
HERBAL MAGAZINE マガジン

第65回 梅雨の時期の皮膚炎

皮膚炎6月に入りましたが今年は5月から長雨が続き、もう梅雨に入ったかのような気候が続きますね。
湿度が高くなり、蒸し暑くなると赤ちゃんの首やお股や太ももの内側などには、写真のような皮膚炎が起こりやすくなります。
一般的には汗疹や接触性皮膚炎などと診断されますが、白いカスのようなポロポロしたものが出てきたり、プツプツしたものがしわの中にまで出てきたり、湿疹の周囲の皮がむけてきたりすると、カンジタ性の皮膚炎の疑いがあります。一般的に皮膚と皮膚の間に汗が溜まり通気性が悪くなって起こる汗疹(皮膚炎)であれば、「よく洗う」→「乾燥」→「おむつかぶれ用のクリームを塗布する」と治りますが、カンジタ性のものだとなかなか治りません。カンジタは真菌が原因なので、抗真菌剤の軟膏でないと治らないのが特徴です。
クリームまたおむつかぶれがひどい時は、最近はステロイド軟膏が処方される事が多いのですが、カンジタが原因の場合はステロイドを使うと皮膚の抵抗力が落ちてカンジタが増え、かえって悪化してしまいます。
白いカスのようなものが出てきて、なかなか治らないおむつかぶれなどは、小児科か皮膚科の受診をお勧めします。抗真菌剤の軟膏を使えば、1~2週間できれいに治ります。

皮膚炎 皮膚炎

また生後1ヶ月ごろに手が顔の所にもっていくため、頬や額をひっかいたりします。その引っかき傷を予防するために多くのママは「ミトン」を手にかぶせるのですが、ミトンの手の中は、とても湿度が高く、かぶせただけで手の内側が赤くなっていたり、水泡ができていたりする赤ちゃんがいます。メッシュタイプのものもありますが、基本的には通気性が悪くなりますので、できるだけつけないほうがよいと思います。先日も赤ちゃんの手の内側に水泡ができたり、爪を切った脇から、ばい菌が入り、爪の中に膿が溜まってしまった赤ちゃんもいます。赤ちゃんの手はよく握りしめていますので、お風呂の時や時々手の中まで観察して、石鹸を使いしっかり洗いましょう。そしてガーゼなどを使いハンドロールを作り、時々握らせてあげると汗を吸ってよいようです。また汚れてきたら、洗うか新しいものに交換してください。このハンドロールは寝たきりの人にも手の硬縮予防にも使えます。介護と赤ちゃんのお世話はちょっと似ている所が多いのです。
是非お試しくださいね。

〔 ガーゼのハンドロールの作り方 〕

  1. 市販の小さめのガーゼを用意します。(傷用の滅菌ガーゼの大きさが赤ちゃんの手のサイズにちょうどいいですよ)< /li>
  2. くるくると巻き、絆創膏で止めます。
  3. お好みでベビーパウダーなどを軽くつけます。
  4. 赤ちゃんに握らせます

ガーゼ皮膚炎皮膚炎

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◆プロフィール

東京都調布市在住、助産師大学病院、未熟児センター勤務の後、結婚を機にフリーとなる。現在近隣の市区町村で、母親学級、育児相談、新生児訪問を行う。「ベビーマッサージ教室、カモマイル」、マタニティー専門トリートメントルーム「Queen Mammy」を主宰、アロマテラピーを用いた産前、産後のケアの他、最近はサロン、スパ施設などのマタニティーメニュー導入、立ち上げにも力をいれる。また、三鷹市のスポーツクラブ(レアレア、セサミスポーツクラブ、ティップネス国領店)でマタニティスイミング、アクアビクスのインストラクターも兼任する。
浅井貴子さんホームページ:http://www.mid-wife.info/

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