香りで迎える2012 12/26~1/24
HERBAL MAGAZINE マガジン

第67回 妊娠中の冷えについて

梅雨があけ、8月に入りました。
先月は7月中旬から長雨が続き、赤ちゃんもママも冷えていて、パワー不足、気が満ちていないので、本来の体調が戻っていないというのが私のこの夏の感想です。
行政の母親学級でも妊婦さんの服装とは思えない洋服もここ最近多く見受けられます。
例えば、肩を出したキャミソール、化繊の薄い膝上のスカート(まるで下着かと思いました!)素足にミュール、、だいたいそういう妊婦さんは、爪は長くネイルはとっても充実しています(苦笑)妊娠中もお洒落を楽しみたいのはよくわかりますが、食べるものも生野菜、菓子パン、冷たい飲み物とくると妊婦さんの冷え症街道まっしぐらです。

では、妊娠中の冷え症はどんな影響があるのでしょうか?
  1. 身体が冷えると筋肉が硬くなりやすいので、足のツリ、肩コリ、腰痛の原因になります。
  2. 血液の循環が悪くなるので、足や手先が浮腫(むくみ)やすくなります。
  3. 子宮の筋肉も冷えるので、微弱陣痛になりやすくなり、分娩も長引きます。
  4. 産後の肥立ちも悪く、産後の出血が長引いたり母乳の分泌も悪くなります。

冷え症対策
  1. 食事は主に地面の中で育つものがと思ってください。根菜類(イモ類、ゴボウ、人参、大根、などです)できるだけ加熱し、エネルギーを取りこむようにします。のものは生野菜(胡瓜、レタス)やスイカなどは身体を冷やします。
    だから夏にはこういう野菜が旬なのです。あとその土地の風土野菜は気侯や水に合うので、よいとされています。
  2. 冷房をかけているときは必ず、5本指靴下やレッグウォーマーなどで足を暖めます。
    クーラーで冷えたフローリングの床はかなり冷たいです。
  3. 首という名前のところは冷やさないようにしましょう。(頭の付け根の首、足首、手首などです)特に冬場はタートルなどで覆うと、邪気が入りにくく なり風邪予防になります。夏場でもご覧のような薄い首丈がある、Tシャツもあります。
  4. シャワー浴ですませず、湯船にしっかり浸かり身体の芯から温まります。日中でも冷房などで冷えたら、フットバスや半身浴で温まりましょう。お好きな入浴剤やアロマの香りで心身共にリラックスしましょう。
  5. 三陰交(内くるぶしから3~4指上方のふくらはぎ側)のお灸をしましょう。(温熱シールタイプでも大丈夫)
  6. これが一番大事なのですが、日頃からウォーキング、窓拭き、床拭き、筋トレなどをして、筋持久力をつけましょう。
    筋肉をつけると体温が上がります。
2. 5本指靴下 3. タートル 4-1. フットバス
4-2. 入浴剤 5. 三陰交

今の時代は万年快適な空調で過ごしやすくなっていますが、これが免疫低下やアレルギーの原因になります。
一日1回は汗をかき、自然治癒力を促進し妊娠前からこれに気をつけて過ごされると良いと思います。妊娠中はお腹もおおきくなり、心拍出量も30%増加するため、冷え症の自覚がおきにくいのですが、今一度自分の体調について気にしてみましょう。

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◆プロフィール

東京都調布市在住、助産師大学病院、未熟児センター勤務の後、結婚を機にフリーとなる。現在近隣の市区町村で、母親学級、育児相談、新生児訪問を行う。「ベビーマッサージ教室、カモマイル」、マタニティー専門トリートメントルーム「Queen Mammy」を主宰、アロマテラピーを用いた産前、産後のケアの他、最近はサロン、スパ施設などのマタニティーメニュー導入、立ち上げにも力をいれる。また、三鷹市のスポーツクラブ(レアレア、セサミスポーツクラブ、ティップネス国領店)でマタニティスイミング、アクアビクスのインストラクターも兼任する。
浅井貴子さんホームページ:http://www.mid-wife.info/

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