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一粒の種に込められた未来への想い

2020.11.02 TEXT by Tomoko Hirakawa

買い物をする際、商品を選ぶ基準は人それぞれ、様々だと思います。

単純に「好き」と心がときめくもの、価格、デザイン、使い勝手、産地、素材、成分、製法、作り手の想い、応援したいブランドや、環境に配慮しているかなどで選ぶこともあるでしょう。

私たち生活の木は、ハーブ、エッセンシャルオイルや植物油など、自然の素材を原料として商品化し、お客さまにお届けしています。植物、自然なしでは成り立たないので、使わせていただいた分は還元し、永続的な循環を可能にしていけたらと、ビジネスとの両立を図りながら取り組んできました。

そうした環境配慮型商品のひとつが、ボルネオ保全対象商品(*1)です。
生活の木では、パームオイルを使用している手作り石けんなどを対象商品として、売上の1%をボルネオ保全トラストジャパン(*2)を通じて、現地支援と自然保護活動に役立てています。

パームオイルの一大産地のひとつ、マレーシア。マレーシアのボルネオ島では、アブラヤシのプランテーションが150ヘクタール以上(*3)あり、現地の人々にとって、ヤシを取り巻く雇用はとても大切です。その一方、プランテーションの存在ゆえに、豊かな生物多様性の森が損なわれ、動物たちの棲みかが脅かされている現実があります。
生活の木ではこうした現状に対してできることを考え、2013年からボルネオ保全トラストジャパンに賛同。2017年には現地の生物多様性の森を購入し、保護する活動を継続しています。

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左手前側が生活の木の森~ゾウさんの通り道~、右側がアブラヤシのプランテーション

ボルネオ保全活動は、生活の木だけではなく、様々な企業や一般の方も行っています。『人と地球にやさしい「ヤシノミ洗剤」』で有名な「SARAYA」は、2004年からこの活動の先陣を切って進められてきた企業です。

そして、2020年11月。「SARAYA」と「生活の木」はコラボ商品「アロマライフ ファブリックミスト」を発売します。
天然成分にこだわった、この商品もまた、ボルネオ保全の対象商品です。

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「SARAYA」×「生活の木」のコラボ商品「アロマライフ ファブリックミスト」

ボルネオの環境保全を目的として、対象商品の売上1%(*4)をボルネオ保全トラストジャパンを通じ、ボルネオの森を育て、共に生きる「ボルネオの森と生きるプロジェクト」に使われます。

このプロジェクトのはじめの一歩は、生物多様性の森を形作るための種を探すことからスタートします。
植林する場所にあった種を探すことは、時間も労力もかかります。ようやく見つかった種は育苗施設で育てられ、人の膝丈にまで育てられてようやく、1本ずつ植林します。その後も定期的なメンテナンスを行い、木々の成長を助けます。
やがて、森が形になってくると、動物たちが森に戻り、自然な種運びの連鎖が起こって森の再生を助けるようになるのです。

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森から見つけてくる種は、こんなにも小さい

私たちは考えます。「SARAYA」も「生活の木」も、モノを世に送り出すうえで、地球に対する責務があると。まずは、ボルネオの未来を一緒に描くこと、そして、ボルネオの未来、地球の未来を想う気持ちを同じくする消費者の方々に選んでいただけたらと。

まずは、できることから。
企業はつくる責任を。消費者はつかう責任を。
いつものお買い物で商品を選ぶとき、SDGs(*5)の視点を持てたら。

遠く離れた森の一粒の種に想いをはせ、共に未来へのバトンを長くつないでみませんか。

(*1)生活の木のボルネオ保全対象商品は、石けん素地などを含むゾウさんマークが目印。
(*2)ボルネオ島マレーシアサバ州の分断化された生息地をつなぐ未来の回廊をつくる活動支援などを行う非営利活動法人。
(*3)ボルネオ保全トラストジャパン 2019パーム油白書統計4-3マレーシアの州別アブラヤシ栽培面積変遷。
(*4)メーカー出荷額
(*5)「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標。つくる責任、つかう責任などがある。

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