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みんな知りたい!
CBDの教科書②

2023.03.03
心身の健康維持に役立つと話題の「CBDオイル」について2回に渡りご紹介しています。
2回目の今回は、CBDオイルの具体的な使い方、CBDについて気になるコトを、皮膚科医の山崎まいこ先生に伺いました。

CBDの使い方

CBDビギナーの方は、低濃度のティンクチャ―タイプから始めてみましょう。
ティンクチャ―タイプは、MCTオイル(中鎖脂肪酸)にCBDがあらかじめ希釈されているもの。

CBDの含有量が10mlに対して500mg、多いのものだと3000㎎など、1回に摂取できるCBDの量を選ぶことができます。
食品ではティンクチャ―以外に、グミなど手軽に取り入れられるものも。
個人差はありますが、味はクセがなく、若干舌に刺激を感じる程度です。

もし飲むことに抵抗がある場合は、肌に塗布するロールオンタイプもおすすめです。
まずはマイルドなものから試し、ご自身に合ったアイテムと適度な摂取量を見つけてみましょう。

①CBDを飲む

CBD1.jpg

普段飲んでいる、ハーブティーなどに滴下して飲みます。
冷たいドリンクの場合は、ストローの内側に滴下して飲むと、より体感を得やすくなることも。
外出先などでは、直接舌下に滴下するのも◎。

②CBDを塗る

CBD2.jpg


マイルドな体感を得たい方は、ロールオンタイプがおすすめです。
アロマつきのものもあるので、お気に入りの香りを見つけてみましょう。
手首や首元などに塗布して使います。

CBDオイルを摂取するとき、ここをチェック

初めて使うときは、休日に少量ずつから使い始めましょう。
使いながら、自分の適量を見つけていきます。

飲んで摂取することに抵抗がある場合は、ロールオンタイプから始めてみましょう。

初めての場合、ティンクチャ―タイプは低濃度、少量から試す。
 フレーバータイプも◎。

1日の接収目安量は、20~30㎎程度を推奨。

摂取タイミングや、量は調整する。
 ゆっくりしたい、ほっとしたいときは、おやすみ前が良いでしょう。
 日中使いもOKですが、運転前は使用を控えるようにしましょう。

CBDの気になるアレコレ

もう少し深堀りしたいCBDについて、アレコレまとめました。

Q1:
薬やサプリメントとの併用は?

A1:
医師や薬剤師に相談を。

CBDは、薬やサプリメントではありませんが、薬と併用する前に、医師や薬剤師に相談するのが安心です。
サプリメントは、メーカーに問い合わせするなど、事前に確認してから使用するようにしましょう。

Q2:
違法性はないの?

A2:
個人輸入すると違法になる危険性も。

日本に流通しているものは、CBD単体を抽出したものや、ブロードスペクトラムと呼ばれる配合のもので、
THCを含まない合法のCBDです。

海外のサイトで個人輸入をすると、誤ってTHC含有のものを購入してしまう危険性も。
違法になってしまう恐れがありますので、個人輸入は絶対にやめましょう。

Q3:
子どもやペットに使っても大丈夫?

A3:
親が管理しながら自己管理もできる年齢からの方が良いでしょう。

CBDはお子さまへの使用はNGではありませんが、日常的な使用に関しては、自己管理できる年齢からの方が良いでしょう。
ペットには専用のCBD製品がありますので、専用のものを使いましょう。

CBDについて理解は深まりましたか。
まずは自分に合ったCBDアイテムを見つけ、試してみてはいかがでしょうか。

みんな知りたい!CBDの教科書①(最初から読む場合)はこちら



Text by Tomoko Hirakawa

お話を伺ったのは...
【山崎まいこ先生】
皮膚科医。勤務医として形成外科医、皮膚科医、美容皮膚科医として務め、2017年代官山に「まいこ ホリスティック スキン クリニック」を開業。
ホリスティックな視点から、外側の治療だけでなく、身体の内側、腸内の健康、心のあり方までをサポート。

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