９月のメディカルハーブガーデン

厳しい暑さが過ぎ去り、おだやかな陽気に包まれた秋がやってきました。

秋に見頃を迎えるハーブといえば、セージの仲間が挙げられますが、
メディカルハーブガーデンでも、花のきれいなセージが次々と咲いてきました。

チェリーセージは、とても丈夫で育てやすい観賞用セージの代表格。

　
赤だけでなく、ピンクや黄色、オレンジ色や赤と白の混合色など、
たくさんの花色があるのも特徴です。

１～２mほどの背丈に育つ、存在感たっぷりのローズリーフセージ。
チョウやハチたちが蜜を吸いにきています。

ラベンダーセージは、綺麗な青紫色の花を咲かせ、よく広がります。

こちらは、白いレースのような見た目から「クイーンアンズレース」とも呼ばれる、ワイルドキャロット（野良人参）。

種子からはエッセンシャルオイルが採取され、花はフラワーレメディに使われます。

ニラも、白い小花をきれいに咲かせています。

メディカルハーブハウスの中では、ターメリック（ウコン）の花を見ることができます。
透明感があって、なかなか目にする機会のない花かと思いますので、
ぜひハウスにいらしてご覧ください。

ハウスの中では現在、ジャスミンの花も咲いています。
近くを通るだけで、甘い香りをお楽しみいただけます。

最後に、こちらはダイダイ（ビターオレンジ）の実です。
昨年に実り、冬には橙色に色づいた実が、再び青くなりました。

ダイダイは、新しい実と前年以前の実が同じ樹になっていることから、
漢字では「代々」とも書き、「回青橙（かいせいとう）」とも呼ばれるそう。

　
　
ポン酢やジャムに使われるほか、花・果皮・枝葉から精油を採ったり、
花はハーブティーにして楽しむこともできます。

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秋のメディカルハーブガーデンも、見どころがたくさんあります。
ぜひのんびりとお散歩がてら、遊びにいらしてください。