11月のメディカルハーブガーデン
木々の紅葉した葉も落ち始め、
だんだんと冬に向っていくように感じられます。
季節のガーデン作業は、生垣の刈込み、除草、枯れ枝剪定、
移植などをおこなっています。
寒さに弱い多年草ハーブの冬越し対策も必要となってきます。
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突然ですが
なぜ、寒さに弱い植物があるのでしょうか。
それは、原産地に関係があります。
原産地の気候に適応した性質を多く残しているので、
温暖地産・熱帯地産のものは、半耐寒性や非耐寒性となります。
たとえば、
レモングラス(非耐寒性)→原産地 インド
スイートバジル(非耐寒性)→原産地 熱帯アジア
ローゼル(非耐寒性)→ 原産地 アフリカ北西部
これらは掘り上げてハウスに移動したり、
株元を腐葉土で多い霜よけをしたりして寒さに備えます。
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お庭ではパイナップルセージ(原産地メキシコ)が咲いています。
葉にパイナップルのような香りがあり、葉はお茶として飲むこともできます。
日が短くなると花をつける短日植物で、秋~冬の霜が降りるくらいまで花を楽しめます。
【観賞エリア】ヒーリングの丘
メキシカンブッシュセージ(原産地メキシコ)
アメジストセージの別名でも親しまれ、こちらも短日植物です。
秋~冬の霜が降りるくらいまで花を楽しめます。
食用にはしませんが、ポプリやドライフラワーにできます。
【観賞エリア】ショップ前、ヒーリングの丘など
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冬越しの仕方がどうすればよいか迷った時は
ガーデナーにぜひお尋ねください。
おまちしております!