薬香草園

11月のハーブガーデン

2018.11.15

立冬も過ぎ、暦の上では早くも冬となりました。

     

   

この時期と言えば紅葉でしょうか。
薬香草園のモミジバフウは10月末から色づいてきました。

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葉が赤色に変わるのを「紅葉(こうよう)」、
黄色に変わるのを「黄葉(こうよう・おうよう)」、
褐色に変わるのを「褐葉(かつよう)」と区別されますが、
厳密に区別するのが困難な場合が多く「紅葉」として扱われることが多いそうです。
スギやケヤキは褐葉する種類になります。

    

     

今月も見どころを紹介します。
まずは、「レモンマリーゴールド」。
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葉には柑橘系の強い香りがあり、根からの分泌液がナメクジやセンチュウを
寄せ付けない効果があると言われています。
ガーデンツアーではお客さまにハーブの香りを楽しんでもらいますが、
ハーブの中でも好き嫌いが分かれる強い香りだと思います。

    

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寒くなっても緑が綺麗な「ヤロウ」。
スウェーデンでは古くからビールの製造やリキュールの風味付けに
利用されていたそうです。
生の葉をサラダにしたり、全草を乾燥させてお茶に使用します。

     

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赤と白のツートンカラーのお花を咲かせる「チェリーセージ ホットリップス」。
ホットリップスのお花は少し変わっていて、気温が低いと白色が多くなり、
気温が高いと赤色が多くなります。2~3㎝程のかわいいお花です。

     

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栄養価が高い「食用ホオズキ」。
「ゴールデンベリー」の方がなじみがあるでしょうか。
ペルーではインカベリーとも呼ばれ、デザートやジャム、ジュースやワインなど
古くから一般的に食べられています。甘酸っぱく美味しい実です。

      

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ガーデンで「ラッカセイ」が実りました。
6月から種を蒔き10月に収穫、去年よりも沢山の実をつけてくれました。
食べても美味しいのですが、冬期の野鳥のご飯となる"ピーナッツリング"を
作るために育てた落花生です。
冬期は野鳥たちの可愛い姿もぜひ見に来てください。

       

     

     

今月も温かい美味しいハーブティーをご用意し、
お客様のご来店をお待ちしています。

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