薬香草園

3月のハーブガーデン

2020.03.15

桜の開花も例年よりも早い予報となり
ずいぶんと春らしい陽ざしを感じるこの頃。
植物や虫たちもいつの間にか動きだし
お庭が少しずつ華やかになりつつあります。
 
 
 
ミモザ
 
桜と同様に「春の訪れ」を知らせるシンボルとなったミモザ。
黄色いポンポンの花が咲き誇る姿は
道行く人の足を止め、自然に笑顔を引き出しています。
花の重みで垂れ下がった枝は、
まるで花が良く見えるようにしてくれているかのようで
フォトスポットとしても人気です。

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クロッカス
 
まだ他の花が少ない時期でも
ふと足元を見ると立派に咲き出でるクロッカスが。
背丈は低く小さいながらも鮮やかな配色が目を引きます。
斜面や木の根元で、白・黄色・紫など様々な花が見られます。

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スノードロップ
 
真っ白の花びらが下向きに咲くスノードロップ。
木陰などの日陰で控えめに咲く姿が可憐で魅力的です。
スノードロップという名前は、その特徴的な花びらの形が
16~17世紀にかけて人気があった涙滴型の真珠イヤリングに
似ていることから由来しています。

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スイセン
 
早春に花を咲かせることから「春を告げる」植物として親しまれています。
園芸品種は数万品種もあり、花の色や形をいろいろ楽しめ
数年間は植えたまま管理することができるため育てやすいです。
「水の仙人」と書いてスイセンですが、水辺の近く以外でも育てられます。

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クリスマスローズ

 
クリスマスローズは、花の少ない12月頃に咲く品種から名付けられ
日本で見掛けるもののほとんどは春先が一般的です。
黄緑掛かったクリーム色や赤紫色の花が
光沢のあるギザギザの葉っぱに良く映えます。
草丈はそれほど高くありませんが、思わず近づいて見たくなる花です。

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新芽が萌える季節

 

カラタネオガタマ
 
春の芽吹きを感じさせるのは、花だけではありません。
常緑樹のカラタネオガタマもより一層鮮やかな黄緑色の葉を茂らせ
フサフサの毛が生えた新芽を膨らませています。
花は小さめのクリーム色で5月頃に咲き、

バナナのような甘い香りがします。

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ノイバラの新芽
 
冬に剪定を終え、スッキリと短くなっていた枝から
また新しく芽が出始めました。
生まれたての葉は、目の覚めるような鮮やかな黄緑色。
幾重にもなりながら、そのひとつひとつを大きく開かせていきます。
白くたわわに咲く花や艶やかで真っ赤な実も素敵ですが
これから伸びていく新芽のノイバラもまた素敵です。

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ローズマリー+みつばち
ノイバラ+てんとう虫
 
気温が暖かくなってくると
冬の間、姿をあまり見掛けなかった虫たちに
植物の近くで出会うようになりました。
春になり新しく増える家族のために蜜を集めに来ているみつばち。
ノイバラの枝の上で日向ぼっこをしているてんとう虫。
春の到来に心なしか嬉しそうに見えるのは気のせいでしょうか?

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絵になるひととき
 

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3月初旬
PM 4:30
日中は暖かくなったものの、まだ冬の夕暮れ時。
横から差す陽射しを受けて
ラベンダーのシルバーリーフがオーロラに輝きます。
香りの強いラバンジン ラベンダーの"グロッソ"は
少し触ると良い香りが漂いポプリやバンドルズに最適。
初夏に向けて花が咲く姿が今から楽しみです。

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