8月のハーブガーデン
年々、陽射しが強くなり、気温も上がっているような気がします。
暑さが厳しいですが、青空を背景にした植物たちは
より一層鮮やかに輝いてイキイキして見えます。
バタフライピー
爽やかなブルーのお茶で有名なバタフライピー。
薬香草園には、通常の一重咲きの他にもう一種類。
花びらの数が多く、フリルのようになった八重咲きが植えてあります。
暑くなりお花が減る時期でも、次々に開花してガーデン内でも注目を浴びています。
ターメリックの花
秋ウコンでお馴染みのターメリックですが
植物として実際に見る機会はあまりないのではないでしょうか?
大きなつるんとした葉っぱの間から見え隠れする
透き通るような白いお花がとっても可愛らしいです。
アガパンサス
涼し気な青紫の小花がたくさん咲き、花火のような大輪に見えます。
茎が伸びてくると草丈1mほどになり存在感が増します。
アガパンサスの花が咲くと、梅雨が明け、これから夏本番を迎える感じがしてきます。
ルドベキア
夏らしくパッと明るい黄色い花に元気をもらえます。
丈夫で育てやすく、開花期が長いため夏の間ずっとお花が楽しめます。
ホップ
例年より少し遅めでしたが、ホップの実(毬花)が付き始めました。
暑さと共に青々とした葉っぱを茂らせ、アーチはすっかり覆い尽くされています。
キンカン
昨年はほとんど実を付けなかったのですが、今年は蕾や花がたくさん付いています。
肌寒くなる頃に熟してオレンジ色になった実がたくさん見られると良いですね。
ヤマボウシ
葉っぱの上にニョキニョキとカラフルでポップな実がたくさん顔を出しています。
とってもユニークなヤマボウシの実は、ジャムなどにして食べることもできます。
花のように見える苞葉で真っ白になる春も見頃ですが、秋の実がなった姿も面白いです。
パンパスグラス
一足お先に秋の兆しもご紹介します。
草丈3mにもなるパンパスグラスが今年も立派に伸びています。
ふわふわの穗を開き、十五夜の辺りまで大注目を浴びる人気スポットです。
14:00頃
日なたは灼熱となるお昼過ぎですが
木陰の下は風が通り抜けると涼しいほどです。
リンデンの大木を見上げると、葉っぱが揺れるたびに隙間から太陽が見え隠れし
足元には満開のルドベキアが太陽の光に反射するように輝きます。