5月のハーブガーデン
ハーブも木々もキラキラと輝く初夏の薬香草園。
バラやラベンダーが咲き始めたガーデンは甘い香りであふれています。
エルダーフラワー
ノンアルコールシロップのコーディアルで人気のエルダーフラワー。
生花は鼻を近づけるとほんのり甘い香りがします。
花粉が含む酵母でシャンパンやパン作りにも使います。
コンフリー
種がこぼれ、ガーデンのあちこちで見かけるコンフリー。
花の色はブルー~パープル~ピンクと、個体ごとに違う色を発します。
葉や茎は栄養分が植物活性剤にもなり、コンポストに混ぜ込むと良い堆肥になります。
ヤグルマギク(コーンフラワー)
風で回る矢車のような花形をしているヤグルマギク。
澄んだ青色の花はアントシアニンが含まれ、古くから薬草として使われていたそうです。
ニセアカシア
アカシアハニーの蜜源木ニセアカシア。
近づくと、みつばちや他の蜂たちも一生懸命に蜜をとっていました。
ネロリ
ヒーリングの丘のどこにいても、ネロリの香りが風で運ばれてきます。
ダイダイの花はネロリ、葉からはプチグレイン、果皮からはビターオレンジの精油が抽出されます。
スイスチャード
鮮やかな赤い茎が目を引くスイスチャードは、ポタジェを魅力的にしてくれる野菜のひとつ。ほうれん草の仲間です。
エルサレムセージ
上から見るとガクの部分が星に見えます。そのユニークな形からドライフラワーやポプリ、クラフトに使われます。
ロサ ダマスケナ
香りの女王として知られる精油(ローズオットー)はダマスケナの花弁を蒸留したものです。
ロサ カニナ
ビタミンCたっぷりのローズヒップはハーブティーに使われます。
オフィシナリスはラテン語で薬用を意味し、ガリカオフィシナリスは古くから薬草として使われていたそうです。
ロサ ムリガニー
白い一重の花はムスクのような芳香があります。ミツバチやマルハナバチが蜜を取りにやってきます。
イングリッシュラベンダー
細い葉という意味をもつ学名のアングスティフォリアは、コンパクトな可愛らしい花姿と甘みのある香りが魅力です。
リトルマミー
夏の暑さに強い長崎生まれのイングリッシュラベンダー。
濃紫3号
イングリッシュラベンダーのなかでも早く咲き始める品種です。
ピレスラム
和名が除虫菊という名の通り、虫除けに使われるハーブのひとつです。
エキナセア
トゲトゲした花芯が魅力です。アメリカが原産のエキナセアは古くから先住民族によって使われていたそうです。