8月のハーブガーデン
2021.08.15
本格的な夏がやってきました。
今年は猛暑だけではなく長雨が続く植物たちにとって過酷な夏。
そんな天気にも負けない強いハーブたちが薬香草園では活躍しています。まずは、靑くふんわりとした花弁が美しいバタフライピー。
薬香草の丘には、一重と八重のバタフライピーが植わっています。
一重は1枚の大きな花弁のほかに貝殻のように合わさった竜骨弁(りゅうこつべん)と呼ばれる2枚の小さな花弁がついています。その花弁を水に浮かべると、まるで蝶々が泳いでいるようにみえます。
バタフライピーは色変わりするハーブティーとして人気ですが、ドライハーブだけではなく生花を使うフレッシュハーブティーも楽しめます。
今月も蒸留体験講座が行なわれ、ペパーミントとレモングラスのフレッシュハーブを収穫しました。
ペパーミント"アメリカンブラック"アメリカンブラックは名前の通り、黒っぽい茎の色をしているのが特徴です。
収穫のポイントは葉を残すように根元から3節目あたりでカットすること。
全部で6カゴ分。これで14mlの精油が採れました。
レモングラス
抱えているのは30センチ程の株を2株分。
これらを14株収穫したら全部で6カゴになりました。
採れた精油は40mlになり、講座ではその精油を使ってハンドジェルを作っていただきました。
収穫は根本10センチ程の茎を残してカットしました。
写真は収穫してから5日目。白っぽい茎が残した部分です。すでに葉が20センチ、6日目には25センチ以上も伸びていました!