1月のハーブガーデン
2023.01.15
年が明け、朝の冷えた空気がより一層寒く感じるようになりました。
薬香草園のある、"美杉台"という場所はその名のとおり、見晴らしの美しい丘の上にあります。冬の空色が変化するとき、あらためてその美しさに気づかされます。
ガーデンの植物が冬の眠りにつくと、常緑樹が浮き立つようになります。なかでもミモザ(ギンヨウアカシア)は硬いつぼみを徐々にふくらませ、この時期から春の開花までその変化を楽しませてくれます。
バラの剪定作業がはじまりました。
つるばらのアルベリックバルビエが去年たくさん枝を出した様子です。残った葉を取りのぞき、バラに冬が来たことを知らせます。その後古い枝を切りとり、新しい元気な枝を活かしパーゴラに誘引していきます。
全長20メートルのトンネルを、大型つるばら"ロサ ムリガニー"3株が全体を覆います。枝いっぽんいっぽんを見きわめ選別し、剪定と誘引を行います。今年5月の開花はみごとになること間違いなし!