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生活の木ラボ スキンケア・フレグランス

イランイランシリーズ

2026.03.05

生活の木では昨年、イランイランの香りを主役に据えたフレグランスシリーズを発売しました。
その誕生の背景と商品づくりに込めた想いをご紹介します。

<イランイランシリーズのラインナップはこちらから>


企画背景

さまざまなフレグランスがあふれ、自由に香りを楽しめる現代。その中で私たちは「もっと多くの方の暮らしに精油の香りの魅力を届けたい」と考えてきました。
そんな折、生活の木 公式TikTokで配信した「イランイランの練り香水作ってみた」動画が大きな反響を呼びました。サムネイルに掲げた「恋に効くと噂の」というキャッチフレーズが関心を集めたのかもしれません。
その反応から、精油が持つ背景やストーリーが人の心に届く可能性を感じ、イランイランを主軸にしたシリーズの開発がスタートしました。

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商品ができるまで

イランイランは東南アジアを原産とし、「花の中の花」を意味する言葉を名前の由来に持つ植物です。
細長い花びらが垂れ下がるような個性的な姿をしており、その花からは甘く濃厚な香りが漂います。そこから採取される精油は、古くから香水や化粧品の香料として用いられてきました。

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アロマテラピーの世界でも長く親しまれており、濃厚で情熱的な印象からしばしば色恋や艶やかなイメージとともに語られます。しかし、イランイランの魅力はそれだけではありません。華やかさの奥にあるあたたかみや明るさは、気持ちを前向きに整えてくれるともいわれ、まとった人の印象をやわらかく引き立てる香りとしても知られています。
私たちは、特別な場面に限らず、人と関わる日常の中でこの香りを活かせないかと考えました。人と向き合う日や、自分らしくいたいと感じる瞬間に、そっと背中を押してくれる存在にできないか。そう模索しながら、日常に自然となじむかたちを探っていきました。

イランイランは主張のはっきりした香りです。通常はブレンドに少量加えて奥行きを出すために使われることが多く、主役に据えると個性が際立ちます。
試作段階では、控えめにすると「物足りない」、強めると「強すぎる」と感じるなど、受け止め方に幅がありました。そのバランスを丁寧に見極めながら、多くの方に心地よく感じていただける着地点を探し、何十回と調香を重ねました。

香りだけでなく、デザインや使い心地にも丁寧に向き合いました。
「見た目が素敵だと気分が上がる」 「やさしい香りに包まれていると、自分にいいことをしている感じがする」
そうした感覚を大切に、商品の輪郭を固めていきました。

年代を問わず手に取りやすいニュートラルさを保ちながら、どこか可愛らしさを感じられるデザインに。日常に自然と溶け込むよう、使い心地のよさも追求しています。
部署の垣根を越えたメンバーと意見を交わしながら、細部まで検討を重ねました。


商品紹介

イランイランシリーズには、サイズ展開も含め全部で6種類のアイテムがあります。

親しみやすい香りで、初対面や人と会う場面で背中を後押ししてくれるハンドセラム、ヘアオイル、ミストコロン。そして、やさしく温かい香りでセルフケアの時間に寄り添うボディークリームブレンドエッセンシャルオイル(10ml/30ml)をそろえました。

それぞれの使用シーンに合わせて、香りの印象を少しずつ変えています。

ハンドセラム

軽やかなテクスチャーで家事や仕事の合間に使いやすい設計に。
塗った瞬間にふわりと香りが立ち上がり、やわらかくなじんでいきます。イランイランの華やかさに柑橘の軽さを重ね、場面を問わず使いやすい印象に仕上げました。

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ヘアオイル

スタイリングの仕上げに少量なじませると、髪が揺れたときにほのかに香ります。
奥行きのある甘さに軽やかなフローラルのニュアンスを加え、重くなりすぎない印象に。質感やポンプ設計にも配慮しました。

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最後にひとこと

香りは、心を癒してくれるのはもちろんのこと、ときに自分の背中をやさしく押してくれる存在にもなります。
少し勇気を出したい日や、人と向き合う日、自分らしくありたいと感じるときに、イランイランがそっと寄り添う香りとなれば嬉しく思います。
新しい香りとの関係を、ぜひ楽しんでいただければ幸いです。

<イランイランシリーズのラインナップはこちらから>


生活の木ラボ_プロフィール_小林さん.png

これまでに水出しできる。おいしいハーブティーシリーズやキャラクターコラボ商品、BtoB向け商品など幅広いジャンルの商品の開発に携わる。
学生時代は薬学を専攻し、植物や微生物から薬の原料となる物質を探す研究に取り組む。

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