生活の木ライブラリー

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アーユルヴェーダ 生命に関する智慧

満月の浄化法 vol.5

2019.02.19

今夜は満月。今年見える満月の中でも最大の大きさと明るさ、輝きをもつ月が見られるそうです。
その神秘、美しさに思わずうっとりしてしまいそうですね。

「人間とは、大宇宙の縮図『小宇宙』である」と唱えるアーユルヴェーダでは、天体が太陽と月という2大エネルギーに支配されるように、
人も宇宙のリズム、サイクルによって影響を受けると考えます。

心身に影響を及ぼす月のパワー

満月とは、月と太陽が地球と一直線上に並ぶことによって、太陽に照らされた月の輝きと引力をもたらし、地球上の海面を持ち上げる現象が起きます(満ち潮)。

同様のことが、身体の60~80%が水でできている人間の身体にも言えるのではないでしょうか。すなわち、月の満ち欠けは潮の満ち引きに影響を与えると同時に、人間の身体、ひいては心理状態にまで影響を及ぼすと考えるのです。

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心身を輝かせる感謝の気持ち

「ありがとう」「嬉しいね」などポジティブな言葉が、水の結晶を輝かせるという、科学的な研究結果があります。
アーユルヴェーダにも、それに通ずる「水に波動を映す」という考え方があります。スリランカの仏教詠唱"ピリス"では、水という「媒介」に詠唱の波動を移し、心身の浄化に役立てる為に水を儀式の最後に頭からかけ、身を清めます。
*「水は答えを知っている」江本勝著書

80%の人が仏教徒であるスリランカでは、"ポヤ"と呼ばれる満月の日にヴィハーラ(寺院)に足を運び、心身の浄化の為にパーリ語の経典を奉じます。
満月の日は、一か月に1回、ないしは2回のデトックスデーです。

アーユルヴェーダでは毎朝、一杯の白湯からはじめる習慣を勧めているのも、水のデトックス効果を生かしてのことです。
白湯に「感謝」の気持ちを込めて飲むことから、「アーユルヴェーディックライフ」をはじめてみませんか?

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