生活の木ライブラリー

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アーユルヴェーダ 生命に関する智慧

心身を養うアーユルヴェーダの食事法 vol.7

2019.04.19

 ココナッツ椰子の国、スリランカ

椰子からとれる、ココナッツオイル、ココナッツミルクにココナッツシュガー、キトゥルパニー(くじゃく椰子の蜜)。そしてモリンガやターメリック、シナモンなど、スリランカはスーパーフードの宝庫です。

スーパーフード・・・単独で栄養バランスに優れ、一般的な食品より栄養価が高い食品であること。

その為でしょうか、一般家庭ではあえて意識して、スーパーフードやサプリメントをとらなくても、旬な食材を使ったアンマ(お母さん)の食卓には、家族の健康の為に考えられたお料理が並びます。アーユルヴェーダの「医食同源」の教えは、「食事が正しければ薬はいらない。食事が正しくても薬はいらない(正すことによって病気が治る)」というインドの諺にも込められています。スリランカの食卓には古くから母から娘へ、娘から子供へと伝えられるアーユルヴェーダの智慧が脈々と流れています。

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「純粋性」を養う、神聖な食事法

消化力を高め、未消化物を残さないように食べる食べ方は、「純粋性」を養うための食べ方ともいえます。この食べ方をアーユルヴェーダでは「サットヴィック・ダイエット」と呼び、肉体だけではなく、健康な精神を養うと考えます。

アーユルヴェーダの食事法では、「味」というものにも薬効があり、食物を正しくとることによって体内のドーシャバランスを整え、消化を促進すると考えます。食事の内容も大事ですが、食べることに集中し、「味」という舌から得られる味覚、嗅覚や触覚などの感覚を研ぎ澄ませなければなりません。アーユルヴェーダでは食事を、「栄養を摂る為の瞑想法」とするのもその為です。
一口ごとに30回以上咀嚼する、会話しながら食べない、テレビやスマホを見ながら食べるのはもっての他。

情報が溢れる現代社会では、「ながら食べ」が多くなってしまいがちですが、正しい食事法は、免疫力を高め、心身の健康を養う生命エネルギーを貯えます。

エネルギーの満ちる満月の晩には、いつもより少していねいに「いただきます」という言葉に感謝の気持ちを込めて、「食事」という儀式を始めてみてはいかがでしょうか。

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