陽射しと風が春の訪れを教えてくれています。ゆらゆらと揺れるミモザの花を見ているだけで、元気を分けて貰えそう。近づいてみると、風に飛ばされないように踏ん張っているみつばちの姿が。みつばち達もミモザの開花を待ち望んでいたようです。
ミモザの他には、メディカルハーブハウスのデンタータラベンダーやバルブスガーデンのクロッカス、ローズマリーの花にも飛んでいっているみたいです。
立春の日に仕事始めを迎えたみつばち達ですが、今年産まれた働き蜂が春風に背中を押されるように、第一線で活躍しています。これからもっともっと姉妹が産まれ、5月には数万匹という大家族になっていきます。今はまだ広々と使える巣箱も、だんだんと手狭になります。
そこを見越してなのか、新しい部屋を増やそうとみつろうを作って増築に精を出している働き蜂が出てきました。みつろうの材料はもちろんはちみつ。はちみつが集まり始めている証です。
しかし増築のスピードが速すぎると、夜、幼虫達が凍えてしまうことがありますので、この時期はせっかく作ってくれた新しい部屋を削り落とす作業が必要になります。
ここで採った巣は、時々開催するキャンドル作りやクレヨン作りなどの材料として皆さんに楽しんでいただけますよ。
はちみつの収穫開始まであと少し。楽しみに待っていてくださいね!