生活の木ライブラリー

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薬香草園ビーファーム 養蜂

次なるやっかいな客が...

2021.11.08 TEXT by Yoichi Ishikawa

薬香草園前のモミジバフウの並木がすっかり色付きました!
少しだけ冷たさを含んだ風にゆられて赤や黄色の葉がヒラヒラと踊っています。
もうすぐ秋も終わりになりますね。

秋が終わってしまう前に、みつばち達は冬越し向けて、蜜をせっせと集め回っています。
ラベンダーセージ、アメジストセージ、アフリカンブルーバジル、カラミントなどの花に次々やってきています。
さぁ~っと吹く風に飛ばされないように小さな花にしがみついて蜜を集めている姿は健気でカワイイのですが、よそでは必死さが伝わりすぎてしまう光景も・・・

風で散ったパイナップルセージの花びらにみつばちがしがみついています。何をしているのかというと
「まだ、ここに蜜が残っているよっ!片付けないでっ!!」と言わんばかりに蜜を集めています。1匹2匹なら、まだ微笑ましい光景なのですが、集まってくるみつばちの数が増えてくると必死さがヒシヒシと・・・
冬越しに向けて少しでも多くハチミツを溜めておきたいのかもしれません。

肌寒さが目立ってくると、先月まで来ていたスズメバチ達の突撃訪問は控えめになります。ここらで一安心。と言いたいところですが、次はゴキブリの家族がいらしています。
みつばちの巣は、ハチミツがあって暖かいので、ヤツらが逃げ込んでくる事があります。あまり目くじらを立てたくはありませんが、ハチミツを横取りされるのも気持ちよくありません。

ライブラリー サブ.jpg

そこで、こんな物をいれています。
白い不織布の中身は、ガーデンで摘んだハッカたち!
ヤツらの嫌いな香りを巣箱の中で漂わせて、立ち退き要求をかけています。
外は寒いから粘るヤツも居ますが、日に日にその数も減っていっています。
本格的な冬越しになる前に、ヤツらがどこかへお引越ししてくれますように・・・

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