生活の木ライブラリー

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薬香草園ビーファーム 養蜂

光りのどかな春の日に

2019.04.08 TEXT by Yoichi Ishikawa

今年の春は、暖かくなったり寒くなったりと、慌ただしいスタートでした。まさに三寒四温という言葉どおりですが、ようやくサクラが咲いてくれました。
みつばち達もサクラの開花を心待ちにしていて、早速サクラの蜜を採りに行っています。
巣箱のフタを開けると、かすかにサクラ餅のような香りが混ざっています。
ローズマリーの花も満開で、みつばち達の羽音も心なしかリズミカルに聞こえる気がします。春本番が待ち遠しかったのでしょう。


暖かくなると、女王蜂も本格的に産卵を始めて、育児も大忙し!
幼虫にあげるミルクを作るため、水の収集も欠かせません。水分補給はみつばち達にとっても大事なことなのです。
みつばち達は水の味にもちょっとうるさいので、キレイな水を探して飛んでいきます。
メディカルハーブハウスで販売している苗の土から水を持っていく事も多いのですが、
飯能の水道水は美味しい水なのかもしれませんね。


はちみつも、少しずつですが集まり始めました。
去年に比べるとスローペースなので収穫はもう少し先になりそう。待ち時間ができてしまうのも自然のものならでは。はちみつの熟成が終わるのを楽しみに待ちたいですね。

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