長かった梅雨が明けて、薬香草園も夏の陽気に包まれています!
みつばち達もやっと外に飛び出せるようになって元気いっぱい!
と、思いきや、あまりの暑さにてんやわんや!
みつばち達の暑さ対策は、日本人の昔ながらの避暑と少し似ています。
ひとつは「打ち水」です。
水は蒸発する時に周囲の空気を冷やす作用があります。この性質を利用したのが打ち水です。窓や入口の近くの道に水を撒いて気温を下げています。
みつばち達も外で水を集めてきて巣の入口に撒きます。
ですので、今の時期はちょっと意外な所でみつばち達を見かけますよ。
もうひとつは「うちわ」です。
うちわで煽いで風にあたると涼しくて気持ちいいですよね。
みつばち達はうちわを持っていませんが、ハネを使って巣の中に風を送っています。
うちわに例えてしまうと、ゆったりとした雰囲気をイメージしますが、実はこれがかなりの重労働。ローテーションを組んで交代で風を送り続けています。
特に、1日の間で一番暑い昼の時間は、うちわ担当のみつばち達がほとんど総出で風を送っています。
この時間はガーデン内でみつばち探すのは難しいです。