生活の木ライブラリー

MENU
薬香草園ビーファーム 養蜂

冬に向けて・・・その3

2020.11.08 TEXT by Yoichi Ishikawa

各地で紅葉の見頃を迎えていますね。薬香草園前のモミジバフウもここ数日で一気に色付き、青空の背景に赤色が映えています。もうすぐ、秋も終わりを迎えます。
 
みつばち達の冬支度も着々と進んでいます。ガーデン内のラベンダーセージやグミの花からたくさん蜜が採れるようで、みつばち達のお気に入りスポットになっています。巣穴の中に少し光って見えるのが集まったばかりの蜂蜜。着々と蜜が集まって、冬に向けてとっておく分も増え始めています。

がしかし、蜜がいっぱいになりすぎて女王蜂が卵を産み付ける部屋が足りなくなるというアクシンデントが発生っ...!ついつい集めすぎてしまったようです。
こんな時は蜜が詰まってる部屋の壁を少しだけ削って壊します。
そうすると......
①みつばち達は部屋の中の蜜を運びだしてから壁の修理をします。
 運びだしが間に合わずに垂れてしまった蜜もしっかりと回収して他の部屋に運び込みます。
②空いた部屋の壁を修理してお掃除をします。
③綺麗になった空き部屋に女王蜂が新しい卵を産みます。
こうして部屋をコントロールしていくのですが、女王蜂より先に働き蜂が蜜を入れ直してしまうので、ちょっとした"イタチごっこ"になります。

ライブラリーサブ.jpg
日々の気温の変動をチェックしつつ、冬がやってくるギリギリまで、女王蜂には産卵を頑張ってもらいたいところです。

PAGE TOP