生活の木ライブラリー

MENU
薬香草園ビーファーム 養蜂

春風とともに

2021.03.08 TEXT by Yoichi Ishikawa

春の息吹がガーデンを吹き抜けていく季節。
柔らかい陽射しを味方にして小さな春を探してみると、色々な発見がありますよ!

みつばち達も春風にとばされないように気をつけながら、ローズマリーやビオラなど小さな春を探して園内をあちこち飛び回っています。
でも、ミモザやツバキの花にはあまり行っていないみたい。
お気に入りの場所のはずなのに、今年は気分がのらなかったのかな?
巣の外から帰ってくるみつばちは大きな花粉団子を足につけて帰ってきているので、もっと良い場所が見つかったのかもしれませんね。
みつばち探検隊、今年も絶好調のようです。

さて、仕事はじめから1ヶ月が経ち、みつばち達の家族も少しずつ増えてきています。
まだまだ寒さが残っているので、みつばち達も慎重です。
みつばち達の巣板の数が5枚を超えてくると、女王蜂の産卵数がググーっと増えて、急に大家族になります。
そうするとたくさんのはちみつが巣に集まりだし、収穫が始まります。

ライブラリーサブ.jpg
この時期、私たちはみつばちの世話中に巣箱の外へみつばちを落とさないように特に気をつけています。
1匹1匹が貴重な戦力!
微々たる差ですが、1日でも早くはちみつの収穫が行えるように、落ちてしまったみつばちは捕まえて巣箱の中に連れ帰ってあげます。
まだ1度も外に出たことがない若いみつばちは迷子になってしまうことがあるのです。

順調にみつばちが育っていけば、次回の更新ではサクラの蜜の溜まり具合をお知らせできると思います。
楽しみに待っていてください。

PAGE TOP