季節の変わり目、寒暖差が気になる頃ですが、みなさん風邪などひいていないでしょうか?
みつばち達も涼しくなってきたので活動を再開!
といきたい所なのですが、今年も来て欲しくないお客様がいっぱいやってきています。
スズメバチは気温が下がってくると、食料を求めてみつばちの巣を襲いだします。
夏にもちらほらとやってくることがありますが、食料が不足しがちな秋は巣箱の中のみつばち達を全滅させてしまう、とても嫌なヤツになります。
スズメバチが巣箱に入ってしまったらもう手が付けられない、
そこで、みつばち達はくぐれるサイズのネットで入口をガード!
入りたくても入れないスズメバチ達がまごまごしています。
自然界のみつばちはスズメバチを取り囲んで蒸し焼きにしてしまう、
熱殺蜂球(ねっさつほうきゅう)という必殺技で対処します。
大量のみつばち達でスズメバチを包囲し、発熱して攻撃するのですが、
蜂球の内部温度は48℃程まで上昇します。
スズメバチは40℃を超える暑さが苦手なので、ひとたまりもありません。
みつばち達も48℃の熱には耐えられないので蜂球の中央付近のみつばちはスズメバチと
一緒に死んでしまうのですが、巣の中の数万匹の家族を守るために全力で戦います。
命懸けの連携プレー、家族のためにも一生懸命なみつばち達です。